COCOMOに関する記述で適切なものはどれか
1.WBSのワークパッケージ1つずつの工数を見積もり、積み上げる方法。
2.開発するソフトウェアの予想される行数に、難易度や開発能力などを補正係数として掛け合わせ開発工数を算出する方法
3.過去の類似した開発事例をもとに、開発規模を見積もる方法
4.システムの画面や帳票、データベースのレコードなどから規模を算出し、開発の工数に換算する方法。
正解は2です。
1はボトムアップ見積もり
3は類推法
4はファンクションポイント法
見積もりで有名なはKKD法ですね。
KKDとは勘・経験・度胸という場当たり的なもので、情報業界では良くみられるものです。
他の業界のように類推法があまり有効で無いのも、KKDが横行する背景でしょうね。
家や工業製品と違ってシステムは似てるからといって開発工数が同じになるとは限りません。
なので類推法は使えないのです。