ゼネコン大手4社の売上高は全社が2ケタの減収も3社は営業増益

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ゼネコン大手4社の売上高は全社が2ケタの減収も3社は営業増益

上場大手ゼネコン4社の2010年4~12月期決算が出そろい、設備投資が伸び悩む中、採算を重視した受注を徹底したことなどで、本業のもうけを示す営業利益は大林組を除く3社で増益を確保したそうです。

2011年3月期は全社が営業増益や黒字転換を計画しているとのことです。

 

鹿島の営業利益は、不採算受注を止める厳選受注が寄与し、前年同期比2.4倍の366億円となったそうです。

大成建設は11.2%増の285億円、清水建設は40.5%増の187億円に伸長した一方で、大林組は売り上げ減が響き、43.9%減の75億円と唯一減益だったそうです。

売上高は、公共投資縮減と民間設備投資の大幅減が影響し、全社が2ケタの減収となったそうです。

 

2011年3月期は、鹿島や大成建設など日系ゼネコン4社が、北アフリカのアルジェリアで受注した高速道路工事で、代金が未回収となっているものの、鹿島と大成建設は業績見通しを変えず、当初予想を据え置いたそうです。

ただ、未払い金額は、最大1000億円規模に達する可能性があり、回収できないと多額の損失が発生し、業績が悪化する恐れがありそうです。

 

なかなか順調にはいかないようですね。

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