本当に知らされてなかったということだ。仙石さんに続いて、枝野さんに情報もコントロールされるようだ。ただ、今日の話は、株が下がっているのに、影響がなかったようにおっしゃる。官僚ももう少し、まともな情報を流してもいいのでは。ロボット内閣のようだ。官房長官がコントローラーを握っているかのようだ。(Y)
[東京 28日 ロイター] 枝野幸男官房長官は28日夕方の会見で、菅直人首相が前日夜の会見でS&Pの日本国債格下げを「そういうことに疎い」と述べたことについて、会見前に首相には格下げの情報が「入っていなかったと確認している」ことを明らかにした。
枝野官房長官は「(格下げは)一民間企業のひとつの評価。鳥インフルエンザなどさまざまな危機管理上の案件に多々対応を迫られている状況下、(首相に)どのタイミングでどう情報を入れるべきか」としたうえで「その結果、例えばマーケットに大きな影響が出たとかということなら1分1秒を争うかと思うが、そういう種類の性格の情報ではないと一方では思っている」と述べた。ただ「今回のことを踏まえて検討はしてみたい」とも語った。