アニメの殿堂

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2011/01/06 - 為替少年さんの株式ブログ。タイトル:「アニメの殿堂」 本文:欧州のいくつかの国を昨年仕事で回った人から聞いた話で非常に興味深いものがありました。

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アニメの殿堂

為替少年さん
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欧州のいくつかの国を昨年仕事で回った人から聞いた話で非常に興味深いものがありました。

日本人があまり訪れない小国の地方も訪れたのだそうですが、そんな地域でも日本のことを知っているという人がいて、目立ったのが「日本のアニメは凄い!」ということを言う人が多かったことだと。かつては日本と言えば、電化製品で有名でしたが、小国の地方ですらもはや日本=アニメだとか。

海外で開かれる日本のアニメキャラのコスプレ・イベントの映像をたまに見かけますが、実は日本人が思っているよりもはるかにその注目度は高いのではないかと言っていました。
麻生政権の時代に「アニメの殿堂」として国立メディア芸術総合センターの設立の予算が計上されたのが話題になりましたが、昨年、けちょんけちょんに貶されて閣議決定で設立が撤回されました。果たして本当にそれでよかったのか・・・観光をはじめとし、経済成長に寄与できる分野だったのではないかとのことでした。

正直、「へぇー」と言う驚きでした。日本が伸ばすべき分野なのかもしれません。昨年末、JAXA(宇宙鉱区研究開発機構)の広報施設(情報センターJAXA i」と言うものが事業仕分けで閉館となりましたが、皮肉にも「はやぶさ」で日本の航空宇宙技術の凄さが認識された直後のことで、本当に閉館で良かったのかと、こちらも疑問に思った次第です。資金がもったいないのは判るが、取りやめではなく、日本の未来のためによりよい発展を考えることはできなかったのかと悔やまれる日が来るのではないかと心配です。

昨年は円高が進み、日本の輸出産業が打撃を受けて、日本経済の悲鳴が轟きましたが、ふと思うと、前回80円を割れた1995年の時とまるで変わっていまえせん。15年間変化なしです。

「強いものが生き残れるのではなく、変化できるものが生き残れる」ダーウィンの進化論ですが、日本は輸出産業頼みの経済構造から脱却して、ほかの分野を伸ばすことも考えないといけないのだろうと思うのですが、いかがでしょう?
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