ブルベア大賞2009で気になるのが「行動ファイナンス」本

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トミー(先端システムトレード研究室)さんのブログ

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ブルベア大賞2009で気になるのが「行動ファイナンス」本

いつの間にか決まっていたブルベア大賞2009。
 >> http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm?p=topics/bullbearaward09-10

今回大賞を受賞したのは「投資カレンダー2009」というつまらない結果ですが、

最終ノミネート作品も含め気になったのが、「行動ファイナンス 市場の非合理性を解き明かす新しい金融理論 」。



なぜ行動ファイナンスの例として当サイトでも「損失回避バイアス」を紹介していますが、行動ファイナンスを勉強することのメリットは以下だと考えています。



● 相場に共通するバイアス(傾向)を知り、戦略の開発アイデアのきっかけとすることができる

● 1トレーダーとして、トレーダーが知らぬ間に陥ってしまうバイアスを防ぐことができる



なお、本書の目次は以下の通りです。



第1章 市場の予測と投資家の心理 ファンダメンタル分析、テクニカル分析、そして行動ファイナンス
第2章 投資家の行動は、本当に合理的か? 欲望がもたらす非合理的な現実
第3章 市場参加者は、膨大な情報をいかに処理するか? 「ヒューリスティック」による意思決定
第4章 投資家は、利益と損失をいかに評価するか? 「相対的」な評価とリファレンス・ポイント
第5章 投資家は、自らの意思決定こそ正しいと考える 調和とコントロールへの欲求がもたらすもの
第6章 行動から見た市場参加者の分類 本能タイプ、感情タイプ、理性タイプ
第7章 トレーディングで成功するために 行動ファイナンスの応用


B.N.F氏は第6章の「市場参加者の分類と分析力」が非常に優れた方だと思っています。

どういうタイプのトレーダーが大体どの程度存在していて、その人たちはどう仕掛け、手仕舞うか。

それを直感的に把握することができる類稀な才能を有しています(と勝手に解釈しています。)



投資の世界で一歩高みに登るためには、理解すべき事柄だと思いますので、ぜひ読んでみてください。

僕自身も来年マスターすべき項目の一つとして「行動ファイナンス」を挙げようと思っています。

■参照元
 >> http://www.systr-lab.com/blog_249.html
2件のコメントがあります
  • イメージ
    こんばんは、トミーさん

    なかなか面白い本を紹介されてますなぁ~(o゚ω゚))コクコク

    ちょいとリストにいれとこっと!
    行動ファイナンスの本はいろいろと読んではいるんで(^^ゞ

    損失回避バイアスもそうですが、
    「人はなぜそういう落とし穴に落ちるのか?」
    考えると深いですなぁ~
  • イメージ
    人はなぜそういう落とし穴におちるのか?

    考えると深いですね。
    損失回避バイアス以外にも様々なバイアスがありますよね。
    どういったバイアスに陥りやすかを把握しておくだけでも
    意味がありますよね。
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