となりの花があかくみえるという話~オプション市場

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2007/06/14 - 1234567890qwertyuiopasdfghjkl;さんの株式ブログ。タイトル:「となりの花があかくみえるという話~オプション市場」 本文:今日・・・というかついさっきまで知り合いと相場の話をしていた。

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となりの花があかくみえるという話~オプション市場

今日・・・というかついさっきまで知り合いと相場の話をしていた。
その人は商品先物取引で金とゴムの建て玉を目下抱えており、つなぎの買い玉を限月を選んで持っているもののどちらも売りこしており、今日の上昇で損失を被ったそうだ。
ちなみに私はコーヒーとガソリンで、管理上の問題のためガソリンは一切持ち越さない・・・というよりも持ち越せない
い。

まあ私が何の銘柄やってようとそれは今回の話とは関係ない。話を聞けばゴムはサヤが限月間のサヤがそれなりに動くので取ったポジションで損失を建て玉の数量以上に緩和しているーというより利益の一部を削られただけーようだが、金はそう上手くはいっていないらしい。

で、

オプション市場がちゃんと機能してればいいのにねえ

という話になった。
商品先物取引にもオプションはある。
しかし、粗糖・とうもろこし・大豆・金だけで、金以外は休止中であり、金も出来高取り組み高がほとんどなく開店休業の状態だ。というのも、例外はあるが各取引員が看板を持っているにもかかわらず受託を拒否しているからこのような状況になってしまった。


オプション取引などというと小難しいように聞こえるが、
プットだろうとコールだろうと一定期間までにある銘柄がある価格に達すると思うなら買い、そうでないなら売ればいい。
で、買い方はプレミアを売り方に支払うことで、その後の期間中の任意の時点でコールなら買いポジション、プットなら売りポジションを建てることができる。
売り手はとりあえずはプレミアが利益となり、相手が権利行使して建て玉しない限りポジションは持たずにすむ。

原価証券(対象となる銘柄のこと)を持っていたり、オプション同士で複合ポジションを計算ずくで組む場合は別にして
オプションの買い手は単純に考えると
権利行使の価格に手数料、プレミアのハンデを含めて一定の価格に達しない限りはプレミア分は確実に損をする。
ある価格よりも動いてようやく更なる利益が見込める。

逆に売り手は見通しどおりのときはもちろん見通し違いとなっても程度がそれほどでなければ相手が権利行使してこないので、プレミアを取り逃げできる。

話を戻して、今回みたいに金を売りこしている状況ならばプットを売るかコールを買うことで上昇のリスクを緩和できるのだがーより複雑な合成ポジションであがろうと下がろうと安心なポジションは組めるが計算がややこしいので今回は省略ー市場に注文を出してもプロ同士ならプレミアの見積もりに抜かりはないので思うように食いつかない。

その点225先物は上手同士が鎬を削っているが商いは活発に行われており、投機としても現株のつなぎとしても十分に機能している。
個人的にはその動きが理解の範疇から微妙にずれているー単に私が下手なだけの可能性が高いーので手が出ずにいるが株価指数先物とそのオプションは魅力ある市場と感じている。

プレミアの算定にはそれ相応の労力がいるものの、商品先物やってる人間にしてみればサヤやベーシスの計算の応用で対応が可能なものー最近ベーシスを知らない人も多いが^^;-なので出来高・取り組みの全くない商品先物オプションを嘆いている。

じゃあなんで225先物やオプションやんないのといわれると、少し触れたが225先物のサヤの開閉が商品先物のそれとは異なって感じられるから敬遠して鎧橋の向こう側とはオサラバしたはずなのだが、オプションがあるからうらやましいなどと勝手なことをほざいているのです。
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