後講釈の経済論に付き合わないこと

[坂本彰さん]

世間では経済に関して、ああだこうだと様々な
憶測や発言が飛び交っています。

しかし結果を冷静に観察してみると、ほとんど
当たらないことに気づきます。

そうなると、やっぱり実際はこうだったと、後講釈の
解説ばかりになり今までの発言が煙のごとく消え
去っていきます。

経済論や将来予測について話をするのは夢があって
いいと思いますが、話半分程度で十分ですし、それを
鵜呑みにすると痛い目にあうことが大半です。

株で勝つためには、後講釈の経済論に付き合わないこと
そして「夢を語る人」にも注意を払うことです。

投資において正しいことは数字であり、可能性にお金を
かけるのはギャンブルをするのと同じです。

海外市況についてもあれこれ議論が飛び交っておりますが
日経平均が大きく左右される出来事はアメリカに関する
ことのみです。

今年もギリシャ危機やドバイショック等ありましたが、
影響は１週間程度、日経平均も1000円下落したくらい
なので、そこまで注視することもありません。

無駄なことに時間を使わず、その分勉強に回したほうが、
勝てる投資家への近道になります。

http://saig.livedoor.biz/archives/1981619.html

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