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長期投資をするなら、場所と時期 でも出遅れたら?

前回の日記では、『長期投資をするなら、場所と時期』と書きました。
でもそんなに底にこだわる必要はないんです。
バフェットが買ってからでも遅くない。(ジョークです)

 前回の日記ではH株指数銘柄(中国株)を買えば、2年で100万円が273万円(2.73倍)になっていると書きました。だけど、底で買うのは難しい。
 
 私がここで書きたいのは底で買いましょうという日記ではありません。

 銘柄さえうまく選定できれば、指数と同じ もしくは指数以上の成果を出すのは難しいことではないのです。
「銘柄を選ぶのが大変なんじゃないか?」
と言われそうですが、それを言ってたらどんな株でも買えないでしょう。

それでは、銘柄選定できない人にヒント

中国株は日本株以上にサブプライム、リーマンショックの影響を受けました。

この時、大きなダメージを受けた業界(数値は最高値の株価から最安値の株価の下落率)
1位 航空 -92.1%
2位 素材 -88.7%
3位 不動産 -88.7%
4位 運輸 -86.1%
5位 製造 -85.5%

逆に比較的ダメージの少なかった業界
1位 高速  -72.3%
2位 銀行  -72.4%
3位 通信  -73.2%
4位 電力 -76.5%
5位 石油 -77.4%

  理由はなんとなく想像できるでしょう。

それでは、これらの業界の株価は現在どうなっているか?(現在株価÷最安値の株価)

 航空 6.9倍 素材 6.1 不動産 4.0倍
 運輸 3.1倍 製造 5.8倍

 高速 3.2倍 金融 2.7倍 通信 2.3倍 電力 1.5倍 石油 3.0倍

 この倍率ピントこないかもしれないので、参考までに例を上げます。
例)中国の3大航空会社の株価 もちろん大企業です。(左の数字は最安値、右の数字は現在)
  東方航空 0.66 → 4.76(7.2倍)
  南方航空 0.82 → 5.43(6.6倍)
  国際航空 1.49 → 10.28(6.9倍)

ここで言えることは、株価の下落時に大きく下げる株ほど上昇時には大きく上げています。大きく下がった株は、いわゆる景気敏感株 あまり下がらなかった株は、ディフェンシブ株です。
 こんなことは誰でもわかっていることですが、数字で見ると歴然としています。

景気上昇期にディフェンシブ銘柄を持っていても指数を上回ることはできません。逆に底で買わなくても株価上昇局面で大きく下がった株を持っていれば、指数と同等(2.73倍)もしくは指数以上の成果が期待できます。

もう一つ
バフェットがBYDに投資した時の買付単価は8香港ドル
後から情報を知って、倍の16香港ドルで買っても、5倍の80香港ドルで売るチャンスはあった。
 
 で同じようなことを日本株でやろうとしたらどうでしょう? そもそも大企業で2倍になった企業はどのくらいあるでしょうか?

★大事な事
 『大きく下がった業界ほど、よく上がるということ。もちろん例外はあります。』
 『銘柄選びよりまずは業界』
 『底で仕入れなくてもそこそこの利益は出る』

※注意
 これは、私の監視銘柄におけるリストから計算しています。
 よって、全ての業界を取り上げたわけではありません。
 食品、小売、自動車、IT関連は含まれていません。(除いたわけではありません)
 数値は、業界全体の平均ではありません。その業界の大企業のみを何社か選定しているものです。
 この日記のために監視銘柄リストを作成しているわけではなく、また数値の操作はしてません。

 次回バブルがはじけて、金融機関が波状し、総悲観したころに使えると思います。
 尚、日本株については、データがないので、何とも言えません。
 今日の日記はここまで。
2件のコメントがあります
  • イメージ
    kuma-nomiさん
    2010/11/17 06:59
    ウォッカさん,こんにちは。

    >銘柄さえうまく選定できれば

    出遅れたとしても,まだ取れる作戦が沢山あるのが,個別株投資のだいご味ですね。

    >これは、私の監視銘柄におけるリストから計算しています。

    参考になります。ありがとうございます。これらを見ると,私もまた個別株がやりたくなるような気がします。

    そのためには,ウォッカさんのように,監視を続けることが大事ですね。そうすれば,チャンスで出動できますね。
  • イメージ
    ウォッカさん
    2010/11/17 21:51
    kuma-nomiさん
     こんばんは。

     個別株には個別株のよさがありますね。
     景気回復期、加熱期で上がる株も変わってきます。円高から円安に反転するとよく反応する株があります。 状況によって作戦が選べるというのも個別株のよさですね。

     中国株は、日本株に比べるとデータが少ないので、監視銘柄作ってやっています。
     日本株でもやってはいるのですが、中国株ほどまめに更新してません。
     
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