10/12期会社計画を上方修正。11/12期も業績拡大は持続すると予想
<株価上昇を予想する>
TIWでは株価上昇を予想する。その理由は、足元では新規顧客獲得が持続し業績拡大の方向性が底堅い他、今後PB商品や輸入品の取扱い増加により、中期的には利益率の更なる改善が期待出来ると見ているため。指標面でも11/12期TIW予想PERは13.2倍と割高感のない水準と考える。
<10/12期会社計画を上方修正>
10/12期3Q累計(1-9月)業績は売上高126億円(前年同期比23%増)、営業利益9.7億円(同43%増)となった。3Q(7-9月)新規口座獲得数は27,458口座と四半期目標値の30,000口座には及ばなかったものの拡大基調は持続している。注文単価も前年同期比では概算で400円程度も改善した。計画を上回る業績を踏まえ会社側は10/12期計画を売上高7億円、営業利益0.9億円上方修正した。4Q(10-12月)計画では営業利益率5.7%と3Qの7.9%に比べ落ちる前提だが、これはカタログ発刊による費用増を見込んでいるためである。
<TIW業績予想を見直した>
TIWでは10/12期修正計画を妥当と見て計画並みに修正した。また11/12期業績も見直した。11/12期には輸出も本格的な展開が始まると見られる他、PB商品の強化にも着手しており2桁の増収増益は可能だろう。11/12期で売上規模200億円に到達出来るかが注目点となりそうである。
リスク要因は注文単価の落ち込み、新規口座獲得の伸び悩み、競合企業の参入による価格競争激化、など。(高辻 成彦)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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