週末の紙面に外貨運用に関する記事が載っていた。
運用というもの自体、なかなか教わることがないものなので、こういった記事が掲載されることは実にありがたい感じながら目を通すと・・・ 「特にFXは倍率が高くなるほど、予想が外れた場合の損失は大きくなる」とあった。書いている記者が理解していない事がよく判る文面である。
損失の大小は倍率(レバレッジ)の高い・低いに左右されるものではなく、保有しているポジションの額によって変わるのである。倍率が1倍であろうと、50倍であろうと、保有しているポジションが1万ドルなら、1円の相場変動での損益はともに1万円となる。
リーマンショックやサブプライムの時のような円高が急激に進んだ局面では、高倍率で取引していた人は、早めに強制ロスカットでポジションを決済していたから、損失は小額で済んだが、低倍率でやっていた人は、未だに多額の含み損を抱えて苦しんでいる人も多い。となると、むしろ高倍率の方が安全だったのではないかと言う見方も出来る。
「FXはレバレッジが高いから危ない」と言う人は、基本的にレバレッジと言うものを理解していないと言える。しかし、多くの人が目を通す紙面でこのような紹介をしてしまうのだから困ったものだ。
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
こんばんは。
確かにロスカットを厳しくする方法のほうが、痛手は小さいし、休みの前には閉じてしまったり、必要でしょう。
ただ、どっちが良いかはその人の力量しだい。
欲張りすぎないことが一番でしょうね。
確かにロスカットを厳しくする方法のほうが、痛手は小さいし、休みの前には閉じてしまったり、必要でしょう。
ただ、どっちが良いかはその人の力量しだい。
欲張りすぎないことが一番でしょうね。
こんばんは。
>「特にFXは倍率が高くなるほど、予想が外れた場合の損失は大きくなる」
「損失」を「証拠金所要額に対する損失の割合」と書けば良かったと感じました。
>「特にFXは倍率が高くなるほど、予想が外れた場合の損失は大きくなる」
「損失」を「証拠金所要額に対する損失の割合」と書けば良かったと感じました。
こんにちは。
本当に無知な評論家がいて困りものですね。
レバレッジの意味が分かって無いんじゃないですかね。
為替少年さんという方が簡単明瞭に説明して下さってますよ。
『損失の大小は倍率(レバレッジ)の高い・低いに左右されるものではなく、保有しているポジションの額によって変わるのである。』
本当に無知な評論家がいて困りものですね。
レバレッジの意味が分かって無いんじゃないですかね。
為替少年さんという方が簡単明瞭に説明して下さってますよ。
『損失の大小は倍率(レバレッジ)の高い・低いに左右されるものではなく、保有しているポジションの額によって変わるのである。』