ハゲタカを弁護する

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2007/06/13 - スカイウォーカーさんの株式ブログ。タイトル:「ハゲタカを弁護する」 本文:スティール:買収防衛策「世界最悪」(毎日) http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070613k0000m020078000c.html

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
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ハゲタカを弁護する

スティール:買収防衛策「世界最悪」(毎日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070613k0000m020078000c.html

総会シーズンを迎えて、ファンドと企業の攻防が面白くなってきた。特にブルドックvsスティール、楽天vsTBSが目玉。

小額ながらスティールの株主提案狙いでハウス食品株を保有していた私としては非国民呼ばわれしながらも、スティールを応援したい。正直、国民は多くの企業がその利益を従業員や株主に還元せず、内部留保として溜め込んでいることに気づくべきだと思うからだ。企業と消費者の景況感にギャップがあるのはこのせいだ。

ハゲタカファンドを擁護する訳ではないが、長年株主を意識せず市場の低評価に甘んじてきたことが付け入る隙を与えたと言っても過言ではないだろう。それに企業が株主のことを考えて資金を効率的に使うことは、年金を始めとする機関投資家を介して国民資産の最大化にも資するはずなのだ。だから国民はもっと株主になって企業にプレッシャーを与え続けなければならない。私はハウス食品の配当案と買収防衛策に反対票を入れるつもり。

ブルドックの新株予約権割当のスキームが通るかどうか、今後の日本の株式市場の成熟度が試されると思う。もしこれが違法、もしくは否決とされれば、日本の資本主義にとって光明、万が一行使されるならば世界から後ろ指を差されて笑われるだろう。
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