★私のコロガシ作戦

[堕落汚バマさん]

 

暫くご無沙汰しておりました。これから忙しくなりそうなので、日記はまた暫

く更新出来ないと思い、私のコロガシ作戦を公開しておこうと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　
あくまでも私のやり方ですので、人それぞれ作戦は異なって然りです。　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1.自分の性格を把握する事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人それぞれ最初っ子、中っ子、末っ子、一人っ子に分類できます。生活環境や生い立ちなどにより、性格や特徴が変化していくようです。自分の性格を忘れないようにします。　　　　　　
これにより自分に合いそうな市場・業種・銘柄選定が出来ると思います。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2.過去のコロガシでの失敗例や成功例は忘れない事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ただ単に、あの銘柄で勝った負けたではなく、買った・売った時点の地合いやトレンドと、その銘柄の同業種銘柄はどうだったのかなど、検証を怠らない。　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
3..短・中・長期的なトレンドを自分なりに推測する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今後の政治・経済イベントを把握する。特に今週・来週の重要イベントはどうなりそうか、予測しておく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは売買タイミングを計るうえで重要。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
4. 自分が監視している銘柄の、大口株主（大量保有者）動向はチェックしておく事　　　　　
フィデリティやFMR-LLCなどのファンド勢などが、大量報告を出して（5％超え）から、アベレージを推測しておき、今現在何％保有しているか頭にいれて、どの程度値下がりしたら、値上がりしたら反対売買をするのか検証しておく。値下がりした場合はどの程度でナンピンするのか把握しておく。また1日で何％買い増すのかも把握。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
5.マーケット関係者・自称専門家・株屋・投資顧問の言う事は無視する事　　　　　　　　　
殆どが太鼓持ちや詐欺集団だと思っています。　　　　　　　　　　　　　　前者は大手テレビ・新聞などのメディアがでっち上げ・洗脳する事と似ている気がします。
出版物やセミナーも如何わしいモノばかり。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
6.損する事が当たり前と思う事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
継続的には95％前後の個人が、連中の餌食になっている現実を受け止めて、参加する事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
次に、実際の売買にあたり、気を付けるポイント　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜見せ板に惑わされない事＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これは胴元のみならず、個人と思われる方々がやっている場合も見受けられます。　　　　
後者は出来高が少ない銘柄のみですが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
初心者が陥りやすいのは、売り時を考えている際、大きな売り板に対しビビって売り急ぎしてしまう事。買い板も同様です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
私の場合、分り易い仕手系が好みなので、腰の入った買いの出現を確認したら買い追随します。この様な時には必ずと言っていい程、大きな売り板の出現が観測される事が多いのです。　　
これはイケる！とある程度確信します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
私達一般個人の数万～数千万（中には数億）の軍資金に対し、ファンドや胴元とは異次元です。
例えば、後者は買い行動する際、重要なのは仕入れコスト。出来るだけ安く希望株数または金額を買いたい。巨額の売り板は、ありがたい筈。連中がいくらから買いに出て、今現在どれだけ買い上げたのかを推測しつつ、板を見ています。大きな売り板を見せつけたら、保有個人は売り急ぎ、売り行動に出る方々が、まんまと連中にお安く手放してしまう事に。　　　　　　　　　
例えば、フィデリティは売買頻度が高く、手口が読みやすいので大量保有は必ず更新しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜私のコロガシ作戦＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
まず本命の株を資金の範囲内30％程度現物購入する。（基本的に信用枠は使用しない）　　　
例えば、ツガミ。500円で1000株購入した場合。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この辺りが安値近辺と思ったので買い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
上がると思って購入したので、基本的には目標値まで売らない。　　　　　　　　　　　　　
そのうち、仕手筋の勢い良い買いが観測された時点で、買い増し同値1000株。　　　　　　　
ここで軍資金の60％を買った事になる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ここで上記の3.4をもう一度頭に浮かべ、明日の予測（為替やNY動向）を加味しながらデイトレなのか、持ち越すのか決める。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
翌日上がれば基本的にはデイトレ分は決済ですが、仕手筋の買いが鈍ったら売り。下がればデイトレ分をどこで売るのか、上がるまで待つのかは上記と仕手筋動向次第。　　　　　　　　　
最初に買った1000株は持続。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
例えば、5％上げて525円辺りで仕手買いが鈍ったらデイトレ分は利確。　　　　　　　　　
これを繰り返し、目標株価の600円辺りまで行けば、全ての株を利確。　　　　　　　　　　
数日後、数カ月に仕手筋の売りが始まったと判断したら、最初から持続中の1000株を利確し、新たに空売り1000株発注する。これを柱として、またデイトレ分で売ったり、買ったり。　
こんなコロガシ方で成功しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
市場や業種・銘柄により特徴があるので、全ての銘柄では通用しないと思います。　　　　　
今現在のメイン株は、大きな含み損を。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
新興市場の銘柄を高値掴みしてしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
やはり、自分の良く知る銘柄以外は、余程の事が無い限り手出しは無用の様です。　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
多数派（個人）が負け少数派（鬼畜）が勝つと、当然景気は悪くなる。　　　　　　　　　　
1930年代のアメリカ発世界大恐慌。この原因は様々言われていますが、靴磨きの少年さえもコロガシをやっていた事。即ち、国民の殆どがヤラレタ事は表沙汰になりません。　　　　　　
日本でも80年代のバブル。あの頃も猫も杓子もと言う状況でした。　　　　　　　　　　　　
格言に、芸者と丁稚が株の話をしだしたら、相場も終わり。とかなんとかあったと思います。
因みに最終的に勝った個人は、江戸時代の本間宗久と、ITバブルの時にだけ参加し、勝ち逃げした友人しか私は知りません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
参加しない方々も負けはしません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
以上は、私の個人的な考えですので。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
因みに私は相場関係の書籍は一切読まないので、「そんなの知ってるよ。間違ってるぞ」と思われても仕方ありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
30分位で書いたので、抜けている事があると思いますが、悪しからず。　　　　　　　　　　
では、またの機会に。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

[日々是勉学さん]

久しぶりの日記を拝読でき、とても嬉しいです。

この濃密な内容を３０分で書き上げたのですか・・・絶句。

コロガシ、とは愉快な表現ですが、波乗りだなぁ、と
素直に思いました。
１．～６．のご説明は得心のいくものばかりです。
４．は考えたことがない、というより関心を払ってこなかったもの
（関係してこなかったことも大きいのですが）なので、うげぇと
改めてこの世界の汚さを思い知らされました。
６．は損切りの重要性ですね。見込み違いは切れ、といいますが、
それが出来るのは体調が万全じゃないと本当に出来ないです。
ちょっとでも迷いが出るのは、買い方・売り方・資金量に問題が
あるので、そうした面も含めて勉強です。

自分を良く知り自分の良く知っている銘柄を丹念に丁寧に売買する
基本に立ち戻って謙虚にやり直さなくちゃ、と改めて強く
思いました。

貴重な示唆に富む日記に感謝です。

株式の本は読んでいますが、ほぼ全てが本を売って儲けるのが
目的であるので、悪書の多さは自己啓発の類並みですね。

[松尾バナナさん]

＞30分位で書いたので、
抜けている事があると思いますが、悪しからず。

堕落汚バマさんの株式投資の奥義ですね。
これで、あれだけ儲けたのか。
読むと、初心者の私には、なるほどと思う箇所が数多くあります。
これを30分で書けるのは、それが整理されていたということでしょう。

汚バマさんのテクニック、
読んで実際そのようにやれるか、
おそらく無理だろうと、思うのです。
「博才」が、当方には欠如しています。

汚バマさんの言う、
＞多数派（個人）が負け少数派（鬼畜）が勝つと、当然景気は悪くなる。　　

その通りだと、思います。
多くの個人投資家がFXに新天地を求め、
株の方は「透けて見えるくらい」のようですね。
この前の上げも、弱々しく感じました。
汚バマさん、又の機会と言わず。
また来てね、

（コメント書く方に邪魔でしたので、短縮しました。）

[堕落汚バマさん]

遅くなり申し訳ありません。

今までなら、言いたい事を箇条書きにしておいて、それから書いていましたので数時間かかっていました。
これから忙しくなりそうなので、連休最終日、出かける前に何か少し書こうと思いましたが、ここにダイレクトに思い出しながら書きましたので構成やら、内容やら出来が悪くなってしまいました。すみません。


＞４．は考えたことがない、というより関心を払ってこなかったもの
（関係してこなかったことも大きいのですが）なので、うげぇと
改めてこの世界の汚さを思い知らされました。

これは重要だと思います。買いから入る、売りから入るにしても、同じ株の保有者であり、最大の株価動向の主役だと思います。
一応、株式新聞（有料）に毎日記載されますので、欠かさず更新しています。


＞６．は損切りの重要性ですね。見込み違いは切れ、といいますが、
それが出来るのは体調が万全じゃないと本当に出来ないです。
ちょっとでも迷いが出るのは、買い方・売り方・資金量に問題が
あるので、そうした面も含めて勉強です。

全くその通りだと思います。
私はその日の体調や気分で判断がずれたりしてしまう事があります。
これじゃいけませんね。


＞貴重な示唆に富む日記に感謝です。

もっときちんとした構成やら内容で書きたかったのですが、申し訳ありません。
ここに記した以外にも、あれもこれも書き忘れた事もありましたし。


＞株式の本は読んでいますが、ほぼ全てが本を売って儲けるのが
目的であるので、悪書の多さは自己啓発の類並みですね。


そうですよね。ジェ●コムの御発注で儲けたなどの作り話を、真に受ける方も可哀想です。PCのウィルスなんかも、セキュリティ側の・・・なんて。


日々是さんの内容の濃い日記また楽しみにしていますので。

ありがとうございました。

[堕落汚バマさん]

バナナさん。


＞堕落汚バマさんの株式投資の奥義ですね。
これで、あれだけ儲けたのか。
読むと、初心者の私には、なるほどと思う箇所が数多くあります。
これを30分で書けるのは、それが整理されていたということでしょう。

奥義でもなんでもありませんよ。
素人のたまたま上手くいった方法を紹介させていただいただけです。
とはいえ、本当にうまくいきましたが。


＞汚バマさんのテクニック、
読んで実際そのようにやれるか、
おそらく無理だろうと、思うのです。
「博才」が、当方には欠如しています。

そんな事はありません。
バナナさんなら私以上に稼いでいた筈です。
なにせ仕手系は、本当に分かり易いのです。
監視銘柄に１銘柄仕手系を入れて、監視してみて下さい。
ほんとだ！これなら私にも分かるぞ！と、思う筈です。
コロガシしなくとも監視する事はお勧めします。


＞多くの個人投資家がFXに新天地を求め、
株の方は「透けて見えるくらい」のようですね。
この前の上げも、弱々しく感じました。

FXも危険だと思うのですが、どちらにしても殆どが鬼畜の餌になる運命。

勝ったらひとまず退散。おいしい頃合いを見計らってまた参戦。

これに徹しないと負けてしまいそうですね。

今度はきちんと内容のある日記にしたいと思います。

ありがとうございました。

[ようこそ ゲストさん]

ふんころがしだと思います。