12/10 エーザイ挑戦

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2007/12/11 - あおぞら郵船さんの株式ブログ。タイトル:「12/10 エーザイ挑戦」 本文:【取引銘柄】 なし 【ポートフォリオ】 ・アステラス製薬 100株 4,760→5,030円 +27,000円 戦略 目標株価5,100~5,200円(+7~9%) 買い玉

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12/10 エーザイ挑戦

あおぞら郵船さん
あおぞら郵船さん

【取引銘柄】
 なし
【ポートフォリオ】
・アステラス製薬 100株 4,760→5,030円 +27,000円
 
戦略  目標株価5,100~5,200円(+7~9%)
買い玉 48万円 余力 72万円
総資産 427,000円(含み益+27,000円)
 
今日発表の10月機械受注は前月比+12.7%と3ヶ月ぶりに増加し、市場予想を上回りました。
輸出と並ぶ景気の牽引役である設備投資が堅調であることが確認されたことで、好材料ですね。
 
さて、今日はビッグニュースが飛び込んできました。
国内4位のエーザイが、4300億円をかけて米のバイオ企業MGIファーマを買収すると発表しました。
4300億円と言えば、国内5位の田辺三菱製薬の売上と同等の数字です。
ついに一世一代の挑戦に打って出たな、という印象を受けますね。

◇薬事日報の記事
http://www.yakuji.co.jp/entry5222.html

 
私の関心は、MGI社導入の新薬候補の中身ですね。
先日のアステラスの420億円でのアジェンシス社買収では、「最先端技術である抗体医薬の技術・特許を手に入れる」という明確な目的がありました。
今回のMGI買収では、これだけの巨額のお金をかけて、「低分子薬から支持療法までの、ガン領域のパイプラインの充実」を図ったということです。
確かに、ガン領域は今後の成長分野ですが、抗体医薬や遺伝子治療の活躍が見込まれる分野であり、もし化合物主体の新薬候補であれば、それほど魅力的だとは思えないですね。
MGI社導入の新薬候補に抗体医薬が含まれていれば良いのですが。
これだけの巨額の買収ですから、万が一にも失敗は許されず、もし新薬候補に不備があれば、経営を根底から揺さぶることになります。
エーザイの一世一代の挑戦という印象ですね。
 
◇国内製薬企業の売上高と利益剰余金(2008年度四季報予想)
1・武田薬品工業 1兆4000億円 (2兆2974億円)
2・アステラス製薬 9700億円 (1兆66億円)
3・第一三共 8400億円 (9714億円)
4・エーザイ 7930億円 (4696億円)
5・田辺三菱製薬 4300億円 (1436億円)
6・中外製薬 3625億円 (2373億円)
7・大日本住友製薬 2850億円 (2494億円)
8・塩野義製薬 2300億円 (2788億円)
9・小野薬品工業 1530億円 (4040億円)
 
 
「ついにエーザイが動いたね~」




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