坂本彰さんのブログ
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コモディティ型企業には手を出さない
コモディティ型企業の特徴、それは商品を販売している
にも関わらず価格決定権を握っていないことです。
詳しく書けば、価格決定権を持っていて、定価という
価格は販売側が出すものです。
しかしコモディティ型企業は、共同他社と同じような質、
サービスの製品しかなく価格競争に巻き込まれます。
そんなときに強気の価格設定をしても消費者からは何の
魅力もないため見向きもされません。
そうなると顧客を振り向かせるための手段は価格を
下げる、という方法にいきつくのです。
私が思うコモディテイ型企業にガソリンスタンドが
あります。
消費者がどのガソリンスタンドに入るかを決定する
要因のほとんどは価格ではないでしょうか?
10年くらい前までセルフのガソリンスタンドは少なく
潰れているお店もあまり見かけませんでした。
しかし5年くらい前からセルフが増え始め、店員さんが
ガソリンを入れ、窓を拭いてくれるようなサービスを
するお店はどんどんなくなっています。
そしてコモディティ型企業のさらに悪い点は不景気
だけではなく景気が良くなっても終わりのない価格
競争に巻き込まれ利益がでないことにあります。
もしあなたの保有銘柄がコモディティ型企業ならば
売上高利益率やROEをチェックしてみましょう。
10%以上ならば高収益企業として合格、中には20%
を超えている企業もあります。
反対に1%台という企業もありますが、100万円売っても
利益が1万円しか残らないということです。
何かアクシデントがあればすぐに赤字転落となる
可能性も高いので、避けた方が無難です。
http://saig.livedoor.biz/archives/1893481.html
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