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日本市場も下値固めから下降トレンド離脱へ

日経平均は下値抵抗帯となる8800円近辺での粘りを見せています。
日経平均は円高による企業業績の不安を織り込みつつ、8800円での下値固めをしていくのではないかというのが、現在の私の見方です。

中国市場も、NY市場もフェアーバリューラインを割らずに踏ん張っていますし、日経平均もドル換算ではNYと同様のフェアーラインを割らずに踏ん張っている状況ですので、予想外の大きな状況変化がなければ、暫らくは値固めの時期となってきていると思われます。

さて、最近の情勢で中国市場に底打ちの気配を感じている私ですが、いろんな情報を見ていて、中国市場は一旦底打ちすれば、横ばいではなく、上昇に転じるものと判断しています。
そして、中国市場が9月中旬には上昇開始し、最も影響を受ける日本市場も上昇に転じる、そんなシナリオになりそうな気がします。

日経平均で言えば、8200円までの下値可能性も若干ありますが、8800円ラインの抵抗帯が意外に強力な下値支持ラインとなると思っています。 つまり、買い場は先々週から始まっていて、日経平均での8800円ラインに近づく場面では「買い」だと。
そして、8800円ラインが強固な下値ラインであることが来週にでも確認できたら、そこから先は下降トレンドでのボックス圏を離脱して、新たなトレンドに移行する予感がしてます。

少し前は、中国には政治的に不安があると考えており、安定的な発展には疑問を持っていましたが、最近、中国の指導者層が経済も真面目に勉強をしていると言う事を知り、自国優先とは言え、暫らくは経済の舵取りも大きく間違えることなく、安定的に発展をするのではないかと思えるようになりました。
中国が日本のオリンピック後と似たような発展をするとすれば、日本の10倍の人口の国ですから、世界経済への影響は米国以上に大きいことを改めて考慮しておく必要があります。

例えば、車の国民一人当たりの普及率についてですが、米国は80%、日本は60%に対して、中国はわずかに3%です。車について言えば、既に世界No1の製造大国になりましたが、中国から輸出されるのはかなり先の話で、当面は国内需要向けとなります。
中国の自動車各社の生産計画を合計すると、2012年には予想需要よりも40%も供給が多いということで、中国政府が地方政府に計画見直しを要請しているという日経の記事もあります。
しかしながら、中国での車の普及率考慮すると、中国市場での将来に悲観的になる必要はありません。住宅需要も同じで、庶民の住宅需要を考慮すると、莫大な需要が発生し続けるのは間違いありません。

その中国市場が底打ちするとしたら、日本にとっては大きなチャンスで、下降ラインから上昇ラインに転換する事は十分に期待できることだと思っています。
インフラ、車、住宅関連で、中国に販売網を構築している、あるいは構築しつつある会社の業績に期待したいところです。
(SPE)
2件のコメントがあります
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    おはようございます。

    日経平均が8800円台に下降すれば、売りたい気分よりか買いたい気分の方が強くなりますね。
    どうやら底は見えたように感じます。
    今後の展開に期待しています。
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    こんばんは、宝船さん。

    ドル換算だと、日経平均もNYなどの動きと似たようなものなので、日本株の動きは、実はそんなに弱い相場ではなかったのですね。
    一旦、円高が止まったりすれば、日本の競争力のある会社は直ぐに上昇開始するはずです、というか、今日はもう上昇していますね。

    円安にならなくても、円高が止まるだけで、上昇するという環境変化は凄いです。中国の輸入統計などの数字が出たら、もう一段の上昇は確実でしょうから、それでようやく下降トレンドからの離脱になると思われます。

    この数日の動きを見ていると、日本株は既に先週から底値固めに入っていたのだと、改めて思えます。

    今回は8800円台への突っ込み場面が短かすぎて、狙っていた株はあまり購入できませんでしたけど、9月の配当取りの動きにも合わせて、月末に向けて確実に利確して行く予定です。
    (SPE)
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