赤とんぼと言うと、アキアカネを思い出しますが、最近めっきり都会では見ません。先日御在所岳で見ましたが、数がめっきり減ったようです。これには、都会の池でのウスバキトンボの繁殖が影響しているようです。これが多くのとんぼの出てくるより、前に出てきて、ヤゴを食べてしまっているのか、個体数が去年まで劇的に増えていました。しかし、今年は事情が違うようです。去年の今頃、ウスバキトンボの集団が、そこらじゅうの木にぶら下がり、休んでいたり、飛んでいましたが、今年は少ないです。理由としては、春先の寒波が影響しているようです。5月になるまで他のとんぼもほとんど見なかったです。最近ようやく、ウスバキトンボも見ますが、1年間に3回ぐらい繁殖する暇がなかったのでしょう。鼠算で増える、ウスバキトンボも2回の発生繁殖では少ない数でしょう。ただ一度消えてしまった種はなかなか増えてくれません。昔からいる、赤とんぼはめっきり減ってしまったです。
1.アキアカネ（御在所岳）。2.ウスバキトンボ（緑区新海池）
