ソードさんのブログ
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今一度、田中角栄の視点を思い出してみよう
民主党のポピュリズム(大衆迎合主義)には反吐がでます。
いま、高速道路の無料化が行われていますが何をしたいのでしょうね。
CO2を25%削減といっておきながら、高速道路は無料化。
全く、一貫性がないです。
さて、今日は今は亡き田中角栄氏の視点を取り上げてみたいと思います。
私は、高校生のころに「日本列島改造論」を拝読させていただきました。
いや、いまでも思いますがこの人は本当にすごいと思う。
何がすごいって、30年も前に21世紀の日本は環境問題で大きな外交や経済に対してリスクを受ける可能性があるって書かれてます。
そして、氏の主張するように見事にその予測は当たってます。
多くの人は、田中角栄は道路作ることに一生懸命だったと認識されています。
しかし、著書ではその逆のことがかかれているのです。
端的にまとめますと、道路(高速道路を含む)を作っても将来的には維持費やCO2問題で日本はとんでもない負担(不必要な)を諸外国から強いられる危険性がある。
そのため、鉄道輸送を発達させ同時にCO2を削減する技術を向上させれば日本の将来は安泰であると書かれています。
(詳しくは日本列島改造論で確認してください)
翻って今の政権は全く理解不能です。
いっていることとやっていることが全く意味不明。
そもそも、地方の活性化といいますが、やっているのは老人(それも老害というべき連中)への援助が中心。
(最たるものは農家への個別保障。はっきりいってやめて欲しい。生産性を下げるだけで商品価格が上がって庶民生活に悪影響)
田中角栄は、食料問題も著書に記載しており農村の発展には農業の産業化、つまり大規模化が必要だと主張してます。
今なら農業法人がそれに相当するのでしょうね。
しかし、こう考えると田中角栄は本当に日本の将来を見事に予見しています。
娘のマキコ氏と愚劣な弟子である小沢一郎君に見習って欲しいものです。
仰ることはごもっともですが、角栄氏には誤解があるようです。
自分の理解では、角栄氏こそ、大衆迎合、衆愚政治の最たるものだと思います。 当時の社会党、共産党など左翼勢力の福祉バラマキ攻勢に対し、バラマキで対抗したのが角栄氏で、自民を利権型バラマキ政党に変質させてしまった張本人と思う次第。
土地ころがしで、土地神話を造り、バブルの遠因を作ったのも田中角栄。 政治を金儲けの手段にし、その金で政治家を買収して、勢力を拡大させたヒト。 列島改造論は金儲けのための宣伝ペーパーでもある。