ひだびさに冗談なし、本気で書きます。
まず最初に私はソニー買いません。お金なくて買えません。
ただ、余裕資金があれば玉砕覚悟で突っ込みます。
リスクありですが、ハイリターンの可能性もあると思います。
本題に移る前に、これだけは知っておいて下さい。ソニーに関する私の分析は、会社の理念・今後の事業方針、現在の株価指数の分析、決算報告や決算予想、会社内部の事情、新聞など全く調べていません。
分析というより、直感勝負です。
先日、政府系ファンドが参戦し値上がりしてしまいで遅れた感があったので、この日記はいつでもいいと思っていましたが、少し株価が下がったので、今日、この日記を書きました。以下本題。
【本題】
まずリスクについて、
私が長期投資家として尊敬している方が、ソニーについてこのように書かれていました。
ソニーのPS3は売れても儲かりません。。。
テレビ・パソコンも価格競争が、すごく厳しいです。
まさしくその通り。
素人の私が予想できるソニーの最大のリスクです。
(他にも、いっぱいリスクはあると思いますが、先ほど述べた通り、何にも調べていないのでわかりません。)
ソニーのPS3は機能が良すぎます。これまで開発にかかったコストや、現在PS3を作るための生産コストを考えるとPS3本体が、いくら売れてもほとんど採算は取れないと思います。
加えてソニーは今年大ブレイクの任天堂と異なり、ゲーム以外にも幅広い事業に手を出しています。尊敬している方のおっしゃているとおりテレビ・パソコンなどありとあらゆるものの価格競争が激化することが予想されます。それら事業でも採算が取れなくなり苦戦をしいられるリスクは極めて高いです。
次にリターンについて、
先日、中古を扱ってるブックオフで、なぜか新品のPS3劣化版を見かけました。劣化版の価格は39800円と発売前に発表されてました。ブックオフでの売値は39500円でした。
ただ、注目したのは劣化版にスパイダーマン3のブルーレイディスクが付いていたこと。ただでさえ、採算が合わないであろうPS3本体におまけをつけて発売していることに驚きます。これでは益々採算割れします。
ただ、そのことが逆にソニーは損してでもいいからPS3本体を普及させることに必死になっているのだと確信に至る。
PS3本体を売りたい理由として考えられるものは2つ
― その1 ―
PS3本体を売ることで、ソニー主体で進めているブルーレイ市場を活性化させることが狙いである。
ソニーは、きっとこう考えている。
デジタル化に向け、現在主流のDVDからブルーレイ主導に持ち込みたい。
今年はPS3が伸び悩んだことで、ブルーレイに対抗するHDDVD市場がかなり伸びると思っていましたが、それほど変化なし。ソニーにとって不幸中の幸い。ここで一気にHDDVDを潰しにかかると予想。(VHSにベータが敗れたときのように)
ブルーレイ市場が活性化すると、ソニーはものすごく有利です。シャープの液晶亀山ブランドのように、すでにブルーレイと言えばソニーと言うブランドが付いている。
それに加え、ブルーレイ本体さえ普及すれば、音楽・映画・ゲームなどのソフト類はソニー傘下に抑えてあるので、例えブルーレイ本体市場で価格競争が激化しようと他のメーカーと異なりソフト面でカバーできるので極めて有利。
PS3の本体価格を値下げをせずセット売りをするのは、ブルーレイ市場の価値を下げたくないからと読んでいます。
(セット売りであれば、PS3本体の値下げに気づかない。そのためブルーレイ市場の価値下落もおさえられる。PS3本体を値下げすればブルーレイ市場の価値を下げるといっているのと同じになる。)
よって、これからも続々とPS3本体と人気映画や人気ゲームとのセット売りが販売されると思います。
PS3本体が普及すれば、ブルーレイ市場に点火。売り上げ急上昇の可能性ありです。
― その2 ―
任天堂のWiiやDSに対し、ソニーのPS3やPSPは高い。でも、価格相応で機能はPS3やPSPの方がはるかに格上。
まずPS3のメニュー画面、すごいです。
ゲームはもちろん、写真・音楽・映画のコンテンツが最初から入っています。(ソニーがゲームだけでなく、音楽・映画などのソフトにも狙いを定めているのがわかります。)
それに加え最も注目しているのはコンテンツは、ネット接続機能を標準装備していることです。それに対応するゲームソフトもすでに販売されてますが、PS3本体がさらに普及することでネットを活用した収益も期待できます。(フレンズというコンテンツも本体に組み込まれてます。みん株のようですよね。)
加えて、USBケーブルの差込口が4つあります。並みのPCと同じぐらいの数。その他、SDカード差込口などもあります。(劣化版にはないかもです。)
さらに、ご存知の通りHDDを搭載しています。(ただHDDの容量が少ないのはコスト削減のためでなくPS3はあくまでゲーム用で、TV録画様などにブルーレイ本体を別に買わせようとしていると読む。)
本体の潜在能力はものすごくあります。PS3本体が普及すれば、今年の任天堂以上に、好材料がわんさか出てくる可能性を秘めています。(任天堂は出し尽くした感が・・・、ソニーは、着々と準備を進めながら、まだほとんど手の内を見せてないように感じられます。)
新型PSPの売り上げ台数も好調のようです。こちらでも、何か仕掛けてきそうです。
PS3の普及を起点に、ブルーレイ市場とゲーム市場でソニーの猛攻がいずれ始まる予感。
見事、その猛攻が成功すれば、リスクよりリターンの方がはるかに大きいと読みます。
これは、あくまで肯定的にソニーをとらえた直感です。
この直感には大きなリスクがあります。
そもそも、PS3が売れないことには始まりません。(もうすでに売れ始めてますが・・・)
また、株を買うならPSが完全に普及する前に買わないといけません。
株を買った後、あまり普及しなければ終了。仮に、普及したとしても自分が予想したとおりの展開にならなければ終了です。
最初に述べた玉砕覚悟の投資をしたいというのは、自分の先見性がどれ程なのか身をもって体験したい冒険心から来るものです。失敗しても悔いなしです。ただお金がないのでpicksだけ今日立てました。ソニーは1年後どうなってるでしょうか?
おしまいです。最後まで読んでくださった方に感謝します。
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
イサムさん、さのさん、そしてtachさん、本当にありがとうございます。
今回の日記は、かなり気合を入れて書いたので読んでもらえたそれだけでうれしいです。本当に感謝です。
今後も、たまに超真面目な日記書く予定です。
もし機会があれば読んでいただけるとうれしいです。
今回の日記は、かなり気合を入れて書いたので読んでもらえたそれだけでうれしいです。本当に感謝です。
今後も、たまに超真面目な日記書く予定です。
もし機会があれば読んでいただけるとうれしいです。
とてもロジカル!!反論なしです!!PS3確かに魅力的です!!今後のソニーの展開が気になります
空人さん
僕の考えは空人さんもご存じですよね。
端的に言って、任天堂を空売って、ソニーを買いたい気持ちでいっぱいです。
が、僕は生涯投資家を続けていくと考えている人間として、思い入れの深い銘柄にはあまりコミットしないように心がけているのも事実です。
思い入れが深すぎると損切り出来なくなるもんで。
僕の考えは空人さんもご存じですよね。
端的に言って、任天堂を空売って、ソニーを買いたい気持ちでいっぱいです。
が、僕は生涯投資家を続けていくと考えている人間として、思い入れの深い銘柄にはあまりコミットしないように心がけているのも事実です。
思い入れが深すぎると損切り出来なくなるもんで。
すごく興味深く読ませてもらいました。
読みには基本的に異論無しです。
今後にどうなるか、期待ですね。
読みには基本的に異論無しです。
今後にどうなるか、期待ですね。