米国、格付け維持には信頼ある債務削減計画が必要─ムーディーズ=通信社
[ニューヨーク 29日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・ サービスは、米国はトリプルA格付けを維持するためには、信頼ある具体的な債務削減計画を示す必要があるとの認識を示した。ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が29日報じた。
ソブリンリスク部門でシニアクレジットオフィサーを務めるスティーブ・ヘス氏はDJ通信とのインタビューで、米政府の財政赤字見通しが向こう数年間で現実となった場合、米国のトリプルA格付けは監視下に置かれるだろうと述べた。
ただ、政府見通しが現実となるシナリオは自動的に格下げにつながるものではないとした。同氏は、米国は財政状況をめぐる問題への対処策を有していないようにみえるとしたほか、オバマ大統領が設置した財政赤字削減策を協議する超党派委員会が12月に示す財政健全化策に対する、政界からの反応にかかっているとの見方を示した。
ムーディーズは米国の格付け見通しを「安定的」としている。
CFDの含み損 現在-38053円
米国先物が何故下げているのか分からず飛びついたんだぜ・・・