ここは、新潟県に位置する川内・下田山塊の笠堀川支流・光来出沢。
粟ヶ岳東麓を水源とし、多目的ダムとして昭和39年9月に完成した笠堀ダムへと流れ込む。
以前は観光船なども運航され、日本カモシカの生息地として観光地化されていたこともあったようだが、その頃の事は僕はしらない。
今では光来出沢に入るにはダム湖の右岸に付いた、荒れた山道を歩くしかない。
約2時間も歩けば、ダム湖から渓流に変り煌めく流れが眼下に伺える。
ダムが出来る前には現在のダム湖の底もこのような景色だったのだろう。
更に歩けば、山道は渓に近づき水辺に降り立つ。
そこから先は手付かずの自然が広がり、訪れるのは山渓やイワナ釣の愛好家位だろうか。
日本にもまだまだこんなほとんど人の手付かずの自然もあるようです。