コモディティバブルさんのブログ
ブログ
人民元切り上げは好印象へ
経験則から人民元切り上げで円高が進むと思っていたが、前向きにとらえられているようで、日経平均は大幅反発。もともと、ある程度警戒されており、織り込み済みだったこともあるよう。ただこのあと、下げ続けていた上海が、切り返すかがポイントとなりそう。
本日の予想レンジは、10100-10300。
今日の相場テーマは完全に人民元切り上げによるプラス材料、マイナス材料探し。
マネーの流れがipone4関連(情報通信)から、中国人民元切り上げ(機械、輸出、海運など)に変わった。
USENには、たいした反応がない。2円GUしたものの、終値に戻す。
この値動きをみると需給的なものが感じられる。材料としては、かなり上向きな材料とは思うのだが、上値の重さから逃げる動きが目立つ。
これでほとんど反応がないとなると第1四半期の内容、もしくは、第1四半期までで業績予想の修正があったときに反応か。
人民元高で上がりそう銘柄は、建機や海運。海運はバルチック海運指数も注視する必要があるものの、日足チャートでゴールデンクロス後のものが多いことから、比較的堅調に推移するのではないか。
日経の強さから、中国へ輸出のシェアが高い企業は全般的に上昇傾向になりそうだ。
今後、雑誌や新聞などでも、人民元と円との為替で業績へ好影響がでる銘柄が特集されることも予想できる。上昇しやすい環境にあるだろう。
じわじわ切り上げるというところがミソで中国関連株相場は中長期的になりそうだ。
みずほは、増資発表を前に、クレディスイスがレーティングを引き上げたことから、買戻しが先行。ショートを牽制しはじめているので、近い将来、牽制を嫌った大幅な買戻しがあるかもしれない。
USENの事情はおもったより複雑なようである。今日知ったが、「不当な株式交換に反対するインテリジェンス株主会」というものがあるらしい。インテリジェンスの株式交換でいろいろ揉めているようだ。
外資やヘッジファンドはもともと、人民元切り上げで上に持っていく気だったんですね。
今までの相場の流れからして、今日気がつきました。警戒しすぎた。
仕手株や個別材料株も完全に中国関連に資金を奪われている。
日本風力開発も寄り付き直後だけで売られている。しばらく中国をテーマとした物色が続くと予想。
USENは結局最後まで、上昇は限定的となった。金曜日はぜんぜん少量しか買えなかったことがすごく悔しかったものの結果的にはよかったのか。あまり上値が重いようだと、この少量株はぶん投げるかも。
地合がよくなってきたので、テーマ性のある新興銘柄のほうがパフォーマンスがよくなると予想できるため、おそらくそっちに資金を傾けたほうが懸命。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。