★欧州発の信用不安問題を背景にまさにメイストームに巻き込まれた感のあった5月の株式市場。外国人投資家の売りが続く中、暴風雨は6月第2週まで吹き荒れたものの、ようやく波乱相場に一巡感が出てきました。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20100618/ecc1006181545000-n2.htm
★自民党とアップ税率争い 菅民主党 消費税選挙に持ち込んだ過信と落とし穴
http://gendai.net/articles/view/syakai/124651
★市場の噂
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=214428&dt=2010-06-18
★日本は今はギリシャに学ばなくていい 世界的な財政再建ブームに悪乗りするな
http://diamond.jp/articles/-/8480
★CFD取引で戦略的に勝つための手引き
http://moneyzine.jp/article/detail/185447
★ギリシャの次は「アメリカが危ない」と考える理由は?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/707
★「日銀が国民を苦しめている」経済学の重鎮、白川総裁を一喝
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20100617/ecn1006171613000-n2.htm
★話題「トータル・メディカル」上場日にくれぐれもご注意を…
6月下旬にJASDAQ、福証にIPO(新規上場)するトータル・メディカル(3163)。その
上場日がIPOマーケット関係者の間で話題になっている。同社上場日はJASDAQが6月
24日、福証は6月25日。上場日をずらした理由について、トータル・メディカルは「同日上場
の場合、初日の注文が分散し、初値形成が円滑に行われない可能性があることから、注文が1
カ所に集まるよう上場日をずらした」と説明。同社の公募・売り出し株数(12万株)、売買単位
(100株)から想定されるブックビルディング当選者は、最大1200人と少ない。注文が分散し
ようものなら、両取引所でまったく異なる初値が形成される可能性があり、混乱を招きかねない
ことから、上場日を変えたようだ。念のため書き添えると、仮条件決定→ブックビルディング期
間(6月8日―14日)→公開価格決定→申込期間までの一連のスケジュールは、JASDAQ、
福証とも同じ。ちなみに同社は、「もともとJASDAQ上場に向けて準備をしてきたが、地元
(九州北部)での知名度向上、地元経済の活性化も考えて、福証にも上場することにした」(ト
ータル・メディカル)。さて、JASDAQ上場の翌日(6月25日)に売買開始となる福証では
上場初日の基準価格はどのように決定されるのか。福証の市場部によると、「JASDAQ上場
初日の終値が基準価格になり、これを基準に制限値幅も設定される。JASDAQ上場初日に初
値が付かなかった場合は、JASDAQでの最終気配値が基準価格になる」という。特にJAS
DAQ上場初日に初値が形成されないケースでは、両市場の板情報のチェックが必須となりそう
だ。なお、複数市場上場で上場日が異なるケースとしては、1994年10月上場のJT、96年10
月上場のJR西日本などだが、いずれも東証と福証とで約1週間の上場タイムラグがあった。今
回のように「上場タイムラグ1日」というケースは異例。海外との並行上場ならば、ITバブル
期の2000年3月、クレイフィッシュ(現eまちタウン、4747・東マ)が日米1日違いで上場し
たことが思い出される。ちなみにクレイフィッシュは、ナスダックに00年3月8日に上場、公
開価格1323万円相当→初値6800万円相当。マザーズには同年3月10日に上場し、公開価格1320
万円→初値2500万円。
★電産コパル 修正高加速へ
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=214436&dt=2010-06-18
★来週の予定
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/calendar/
★明日の展望
NYダウ24ドル高、円建てCME日経先物20円高を受け、日経平均4円安引け。
「東京証券取引所が17日発表した6月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家の売越額が8561億円と過去3番目の大きさだった。 外国人による過去最大の売り越しはブラックマンデー時の1987年10月第3週の1兆1220億円だった。2番目は米証券大手ベアー・スターンズの経営危機が懸念されていた2008年3月第2週の9226億円。今回、外国人は6週連続で日本株を売り越しており、その間の売越額は合計約1兆4600億円にのぼっている。6月第2週は日経平均が週間で2%下落、9日には年初来安値(9439円)をつけた局面だ。欧州の財政問題がハンガリーなど東欧諸国に拡大するとの懸念も浮上。「ヘッジファンドが日本株へ売り姿勢を強めた」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)。ユーロ圏の投資家から見れば、ユーロの急落で相対的に円資産の価値が上昇、利益確定売りを出しやすかったとの指摘がある。11日のSQ算出に伴い、外国人は先物と現物株を組み合わせた裁定取引の解消に伴う売りも膨らませたもよう。この場合、現物株を売る一方で、先物は買い戻すので相場への影響は限られる。」と今朝の日経珍聞。8561億円の売りを6574億円分を証券自己売買が買っていたらしい。株コロガシの私達にしてみたら、冷や汗もんだった様だ。私とМ・バナナさんとは先週まで「まだ安心出来ない、要注意だ」で、意見は一致していた。日記にも木曜までは売り銘柄候補を記している。しかし今週の月曜日からは買い銘柄候補を記したのは、4回目の年金買い観測が報道されたから。水曜には10000万円辺りで5回目の観測。その日の日記に「連休中からの売り仕掛けも終焉かもしれない」と遅めの梅雨明け宣言。ところが今日8561億円の売りを6574億円分自己売買が明らかになり驚いた。水曜書いたように、東レ(3402)の売り残が一気に2千万株減少したのにも拘わらず、株価は上昇していない事には気付いていた。М・バナナさんも今日同じような事を言っていた。需給が良いからと飛びつくと、とんでもないイカサマに遭う可能性は忘れてはいけない様だ。この自己売買の本質は何か。ド素人のインチキ講釈師の想像ですが、来週・再来週と株主総会が集中する。その時点で株価に対し株主から質問やら苦情が噴出し、総会が長引く可能性が高い。役員などは非常にこれを嫌う。一昔前には総会屋が存在していたが、輩はこれを狙うのだ。時間は短ければ短い程幹部の能力が評価される。よって国内証券らは、売りが持ち込まれる事を想定して話し合いを持っていたのではないだろうか。だから即座に対応出来た。となると、その売りをいつ市場に放出するかにかかっている。株主総会が終わる来月早々に「ドカーッ」とは流石にしないだろうが、頭にしっかり入れておきたいところ。
バルチック海運指数は2784と15営業日続落なのに、株価はどうだろう。イカサマに引っ掛かってはいけません。今夜は米でのトリプルウィッチ(メジャーSQ)だが、あまり影響はなさそうだ。国内では、みずほ (8411)が25日に8,000億円を上限とする増資を発表する事が有力視されている様だが、悪材料が出尽くしとなるかは注目したい。ソフトバンクが7連騰と「iPhone4」の期待買い。24日発売前に売り狙いと行きたいが、どうなる事やら。