消費低迷で不振が続く百貨店業界にあって、名鉄百貨店と地方百貨店3社が共同で立ち上げた婦人服の新ブランド「Reーarth(リ・アース)」が好調な滑り出しをみせているそうです。
名鉄百貨店本店5階の売り場には平日にもかかわらず、品定めする女性の姿が目立つそうです。
同ブランドのターゲットは50歳以上だそうですが、母の日に母と娘が親子で色違いのジャケットを買ったりするなど、これまでの新ブランドの中では最も反応が良いと手応えを感じているようです。
名鉄百貨店のほか、藤崎(仙台市)、天満屋(岡山市)、井筒屋(北九州市)と共同で、オンワード樫山に大量発注することで、価格を従来品よりも30%程度安く設定したそうです。
百貨店にとっては、ホームランとはいかないまでも、こういったヒットの積み重ねが浮上へのきっかけとなるでしょうね。