Sekireyさんのブログ

おじいちゃん、元気だった？

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Sekireyさん

投稿:2010/6/4 05:47

更新:2010/6/8 01:13

昨日、ひさびさにおじいちゃんの家に行ってきた。
中学生くらいまではよく言ってたなぁ～

おばあちゃんにお金をもらいにｗｗ
自分の実家（今の自宅の隣）からそう離れていなかったため、小遣いをもらえてなかった小、中学校時代には
「喉乾いたぁ、お水ちょうだい。」
と言って、良く寄って水を飲んじゃお小遣いもらってた。
行けばくれるのわかってたから・・・ｗ確信犯です(´・ω・｀)

そんなんで良く寄っていたんですが、おじいちゃんはお小遣いくれるようなことはなかったな・・・おばあちゃんがいつも帰りがけに内緒だよって良くくれました。
キムタクが大好きないつまでも若いおばあちゃん。
ただ、機械音痴でダビング等が出来ないため、良く呼び出されました。
お金をもらってる以上断れない良心がめんどくさりながらも毎回行ってました。

そんなおばあちゃんも今から8年ほど前に亡くなりました。
もともと体が弱く、ぜんそくも持っていたみたいなんですよね(´Д⊂

おじいちゃんは頑固者というか亭主関白気質だったので家によるたびにおばあちゃんに強く当たってるイメージしかありませんでした。
なんでそんなきつく言うんだろっていつも思ってたなぁ～

そんなおじいちゃんでしたが、今でも忘れない思い出があります。
おばあちゃんは先にも書いたように体が弱かったため入退院を繰り返していたんです。
8年前の夏が終わって徐々に涼しい日が続き始めた時に、また入院をしました。
仕事をして、実家から出ていたためそんな大した事なく、またすぐ戻ってくるんだろうって思っていました。
しかし、徐々にかなり危ないとこまできてたみたいでした。
両親が言うには、仕事を始めて間もないし、自分の嫁が妊娠して、出産を控えていたから心配かけまいと自分にはあまり話はしなかったみたいです。

自分が面会に行ったとき、夜の8時過ぎ兄弟3人でおばあちゃんに会いにいきました。
すごく苦しそう・・・
今までに見た事のない顔の表情
聞いた事ないような苦しそうな声
もう、見えてないような目で苦しんでました。

弟と、妹は泣き崩れてました。
自分は辛すぎて涙が出なかった・・・・
見えてるかどうか分からないけど、自分の方を見て
「〇〇君、大丈夫、すぐ帰るからね。」
それだけ言って、また苦しみ始めました。
みんな、いるのに自分の名前だけを言ったんです。
母親の話では初孫ということもあって、1番可愛かったそうです。
その言葉に出てきてなかった涙が溢れてそこにいることが出来ず、病院をあとにしました。

必ず帰ってくる、約束してくれたから

それだけ思ってまた日常に戻ろうとしてました。
何日か過ぎ、深夜の配達中に電話が鳴りました。
親父からで出ると、おばあちゃんが亡くなったとのこと

覚悟はしてた。でもやっぱり辛かったですね。
そして自宅におばあちゃんが帰ってきた日に自分達も家に向かいました。
ドアを開け、正面を見てびっくりしました

正面の壁にキムタクのポスターが貼ってあるんです。
過去おじいちゃんがそんなことするのを見た事も、聞いたこともなかったからそんな一面を見て心に響きました。
きっと元気になって帰ってくると思ったんでしょう。
当時そのことに関して何も話さなかったけど、すごく気持ちが伝わってくる1枚のポスターでした。
そんなおじいちゃんがあまり体調が良くない様だったので、昨日行ってきました。
話も普通に出来るし、いろいろ作業してるみたいだったのでとりあえずは一安心って感じでしたｗ

おじいちゃんの話はほとんどなかったですねｗｗ
書いてて思いました(´Д⊂
でも心配なんで早く元気になってください！この一言に限ります！！

そしておばあちゃんに
子供を見せる事はできなかったね、実の親より最初にあなたに見せたかったです。
その子供も先月6歳になりました。
お姉ちゃんの優しさはあなたに似たのかもしれません。
今は体は楽になってるのかな？
おじいちゃんのこと心配しないでだいじょぶだよ
自分が見てるから
だってあなたの孫だからね
優しさとか思いやりとか、いくつになったって絶対に敵わないって思う
あなたが自分にくれたもの返すことは出来ないけれど
自分の周りにいる人、子供に少しでも与えてあげられたらいいなって思います。
休みたいかもしれないけど、これからもずっと見守っていてください。

　

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