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保守の遺言を読んで

中曽根元総理大臣による「保守の遺言」という新書を読みました。

哲学を感じさせる政治家と認識していましたが、それを再確認できる本でした。

いろいろと考えさせる論点が述べられていましたが、その中から2つだけ備忘録として記しておきます。

矢部貞治博士の引用。「民主主義なき愛国心は軍国主義に堕する。愛国心なき民主主義は放縦に堕する。」(愛国心という言葉から、「家族を愛せない個人は、友人も社会も国も世界も愛せない。」ということを思い出しました。また、愛国心を公共心・正義感・道徳心・自律心・自立心などに読み替えてみました。)

欧米の考え方は油絵。日本や中国などのアジアは墨絵。カンバス一杯に色を塗ってしまうのが油絵。白い空白部分がたくさん残されているのが墨絵。空白はイマジネーションを留保することであり、バッファーとしての遊びである。(ファイナンス理論がブラック・スワンあるいはロングテールを捨象ないし軽視していることを忘れてしまったことが今回の金融危機の背景にあることを思うと、油絵対墨絵の比較は非常に示唆的だと思います。)
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