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【生化学工業】米国向け輸出回復がキーポイント

米国向け輸出回復がキーポイント
<米国向け輸出に陰り>
主力の関節機能改善剤アルツと眼科手術補助剤オペガンは高齢化を背景に堅調だが、アルツ輸出は中国が大幅に伸びているものの米国において民間保険適用が厳格化したため陰りが出ている。焦点は米FDA(食品医薬品局)へ申請中のアルツの上級版架橋ヒアルロン酸ゲルの帰結(現時点では米FDA不承認、10年6月までに回答書を提出予定)にあり、株価も米FDAの結論を待ちながら当面小幅な変動と予想する。
<10/3期は国内医薬品が伸び1.5%増収、8.1%営業増益>
10/3期は前期比1.5%増収、8.1%営業増益となった。(1)アルツは数量ベースで前期比+8.6%、国内市場シェアも52.5%と高水準、(2)アルツ輸出は米国などが数量ベースで微減、金額ベースで前期比-8.1%、(3)オペガンは数量ベースで同+5.3%、市場シェアも38.8%と拡大した。11/3期会社予想は0.7%増収、23.7%営業減益。薬価改定の影響、米国向け輸出の減少、研究開発費の増加などがその主要因。
<PBRが1倍台を大きく割り込むことはないと予想>
最近の業績は2年毎に業績が落込む傾向がある。これは売上高は薬価改定の影響と輸出の変動、営業損益は減価償却と研究開発費の増加による圧迫が大きい。減価償却はピークアウトしたので業績回復の鍵は輸出にあり、その意味で架橋ヒアルロン酸ゲル等の承認は重要課題だ。株価は現在PBR1倍割れとなっているがROEが5%台を維持できれば1倍台を大きく割り込んでいくことはないと予想する。(森田 青平)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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