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【アステラス製薬】主力2品目の特許満了の影響強まる

主力2品目の特許満了の影響強まる
<11/3期は09/3期以来2年振りの減収予想>
主力品の特許満了の影響が本格化し11/3期は09/3期以来2年振りの減収が予想されている。特に免疫抑制剤プログラフの北米売上と排尿障害治療剤ハルナールの北米向けバルクロイヤルティの落込みは厳しい。頻尿・尿失禁治療剤ベシケア、抗菌剤マイカミンなどの新製品は伸びているがこの2剤をカバーする程ではない。頻尿・尿失禁治療剤ミラベグロン、静脈血栓症治療剤YM150などが今後期待されるが未だ相当時間がかかる。OSIファーマシューティカルズの買収はこれを打開する糸口だが利益貢献は4〜5年先となろう。株価はこの様な状況を踏まえ当分上昇力に乏しい展開を予想する。
<OSI買収は短期的には利益の圧迫要因>
同業大手の11/3期会社予想と比較すると同社は3.6%減収、18.5%営業減益と、武田薬品工業(4502)の4.5%減収、21.5%営業減益に次いで厳しい見通しとなっている。プログラフやハルナールに匹敵する大型薬剤の開発が難しくなっているためである。この意味でOSIファーマシューティカルズ買収により癌領域を強化するのは評価できよう。しかし、短期的には諸償却が増加するため利益を圧迫する要因となりそうだ。株価は、予想PER、実績PBRなどのバリュエーションはほぼ妥当な水準にあり、配当利回りも高いが、積極的に取組むフェーズではないと考える。(森田 青平)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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