SDRとは、加盟国の既存の準備資産を補完するために1969年にIMFが創設した国際準備資産です。
SDRの価値は主要4大国・地域の国際通貨バスケットに基づいて決められ、自由利用可能な通貨と交換することができるといわれています。
SDRの構成通貨及び構成割合は5年ごとに見直されるが、2006年1月の見直し後のバスケットは「0.632ドル+0.410ユーロ+18.4円+0.0903ポンド」となっている(米ドル44%、ユーロ34%、日本円11%、英ポンド11%)。
SDRの円に対するチャートは見つからなかったが、ユーロに対するライブチャートと過去のデータがFOREXPROS.jpにあったので、作成してみました。
最近、欧州に対する金融不安を煽る記事が多いので、どれだけ下がっているのかを客観的に把握するために作りました。
ユーロ/円と見比べて見てみようと思います。
ユーロ/円では-8.94%も下落しているのに、ユーロ/SDRではー4.02%しか下落していないことになります。
当然ですが、SDR自体にユーロが34%含まれている為ですね。
世界の株価指数についても、客観的に把握するためには、これからはSDRベースで評価しなければいけなくなるような気もします。
http://blog.livedoor.jp/xanana_g/archives/50876584.html