お金で買えない価値がある
一番よくできたCMというのが、例の〇〇カードのあのCM
プライスレスを辞書で調べると、「(値の付けられないほど)貴重な、お金では買えない」
という意味らしい。
アメリカの道徳的な教科書で、こんなものがあるらしい。
「ブラッドレーの請求書」
日曜日の朝、ブラッドレーは、お母さんに1枚の紙切れを渡した。
その紙にはこのように書いてあった。
ブラッドレーの請求書
お使い賃:1$
お掃除賃: 2$
音楽の稽古に行った御褒美:1$
合計:4$
お母さんは、にっこり笑って、何も言わなかった。
お昼の時間の時、お母さんは、ブラッドレーに4$のお金を渡した。
ブラッドレーはそのお金を見て歓んだが、そのお金といっしょに、1枚の小さな請求書があった。
その請求書には、次のように書いてあった。
お母さんの請求書
親切にしてあげた代:0$
病気した時の看病代:0$
服や、靴や、おもちゃの代:0$
食事代と部屋代: 0$
合計:0$
これを読んだブラッドレーは、目に涙でいっぱいにし お母さんの所へ・・・・・・
日本で言うところの道徳の教科書の文章らしく、pricelessの意味を説いているものです。愛情には値段がつけられない、すなわち「あまりに貴重すぎて、値段をつけることが出来ない」ということです。
これは良い話。涙がでそうなそんな話なのだが、
よく考えてみると、あのCMと非常に似ている。
http://www.youtube.com/watch?v=A4GvHKkx3WQ&feature=PlayList&p=B54DBA3B4354E986&playnext_from=PL&index=5&playnext=2
そして最後に、おきまりのセリフ変えないものは〇〇カードでとつけくわえるだけで・・・
この感動が、あのカードで買えるかのように錯覚する!!!
これはすごい。事実、CMをしているのはその一言だけ。
このCMのからくりを一言で言うと、
「思いではお金で買えないプライスレス。
でもその思いでから現実にもどる瞬間が請求書が届いたとき」
という事になるのかも。
お金で買えない価値があるというのは、
逆を考えると
世の中の価値で思いでをつくるなら金が必要って事なんだと思う。