★先週14日で3月決算企業の決算発表がピークアウトしました。今後、投資家は、11年3月期業績見通しが良好な企業群を積極的に物色することでしょう。
http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zai/serial/column&cate=fujii&art=110
★決算・需給イベント通過 5月後半は「7勝1敗」
海外株安を受け、14日の日経平均は急反落。毎月の第2週末に当たる「オプションSQ(特別
清算指数)算出日」としては、これで6カ月ぶりの下落となった。もっとも、この日の“イベン
ト”はSQだけではない。3月期決算発表のピーク日であり、また、6月に中間決算を迎える海
外ファンドでは、期末45日前のこの日を「解約通知期限」としているところも多いとみられ、
ファンダメンタルズと需給の両面でフシ意識の働きやすいタイミングとも言えそうだ。これは例
年の傾向でもある訳だが、それでは過去の相場パターンはどうだったか?今年は「5月15日」
が土曜日で休場の為、14日にイベントが重なった格好だが、昨年までの「5月15日から5月末
までの日経平均推移」などについて検証してみたい。まず、「5月15日」当日の日経平均を見て
いくと、昨年が「△171円」、2009年「△133円」、08年「▼164円」など比較的大きな値動きが
見られ、この時期、相場のボラティリティ(変動率)が高まり易い傾向も読み取れる。そして、
「15日から月末まで」で見ると、02年以降の8年間で「7勝1敗」。06年以外はすべて上昇し、
勝率87・5%という事に。もともと5月相場は、近年、上昇確率が高まっているとは言え、一時
期、毎年の様に大型連休前後に相応の調整場面が訪れ、「魔のゴールデンウイーク」などと呼ば
れていた事も踏まえれば、ひときわ堅調ぶりがクローズアップされてくるところか。さて今年の
場合、5月に入っての日経平均は、海外金融情勢の混乱を受け、既に5%を超える下げを見た訳
だが、近年のパターンを踏まえれば、後半からの巻き返しに期待したいところ。14日に急落し
た分、「月後半高」のハードルは引き下がった。一方、鳩山首相が早々に普天間問題の「5月決
着」を放棄した事も、考えようによっては、5月末の期限が過剰に意識されて不透明感が高まる
事態を回避する事に繋がりそうだ。
★暴騰の陰で進む金本位制復活のマル秘シナリオ-1
ユーロ&米ドルの凋落で世界の金融秩序が大転換期を迎える-2
ドル中心の経済が終焉!? 通貨の信用不安、深刻化-3
新通貨“アメロ”が、日本経済に混乱を招く-4
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20100517/zsp1005171205003-n1.htm
★ユーロの下落基調は当面続く見込み
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_61267
★高いボラティリティは短期に儲けるチャンス
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20100517/ecc1005171519001-n2.htm
★廃業、休眠、解散 自然消滅企業は倒産企業の2倍もあった
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/123867
★サルコジ「ユーロ離脱」の脅しは本物か
http://newsweekjapan.jp/foreignpolicy/2010/05/post-124.php
★明日の展望
NYダウ162ドル安、円建てCME日経先物150円安を受け、日経平均226円安引け。1万円割
れが現実味を帯びて来たのか。9932円でも御免だが9081円や9050円なんかじゃたまったもん
じゃない。本日気になった事は、恐らく個人投資家と思われる新興株の投げ売り。このところの
下落局面での追証発生を回避する動きだろう。先月までの勢いの反転で明日最大の注目ポイント
と見ている。このところ信用需要が一気に悪化して2倍を超えていた事からも伺える。上昇局面
で余裕が出来た資金で買いに向かった事が予想出来る。今夜のNYや、明日の為替やアジア市場
にもよるが、監視して損はあるまい。もう1つはコレデぃぃスイスの先物。下落局面なのにこの
ところ目立った動きが無い。そろそろ上昇と踏んでいるのか。
東急不動産に行ったら、すき家の上階だった。(そのまんま)