FOIを監理銘柄(審査中)に指定=東証
東京証券取引所は16日、エフオーアイを同日から監理銘柄(審査中)に指定すると発表した。FOIが同日、09年3月期の財務諸表について、「上場時に提出した有価証券届出書に売上高を過大に計上するなどとした虚偽の決算情報を掲載し、粉飾額は100億円規模に上るとみられる」との報道内容をおおむね認め、東証への新規上場申請書類においても、虚偽の決算情報を記載し、上場承認を得たと発表。
東証は、「虚偽記載」に該当すると認められる相当の理由があり、また、同社が提出した新規上場申請にかかわる宣誓書において宣誓した事項に重大な違反を行ったおそれがあると判断。今後の審査いかんによっては、上場廃止基準に該当することとなったため。指定期間は東証が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで。
前週末14日終値は100円ストップ安の425円。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社