トヨタが堅調・前期黒字転換を評価

[agawaさん]

トヨタ自動車（７２０３）が買い先行で始まった。前期決算で営業損益、純損益が黒字転換したことを好感した買いが優勢となっている。ただ、今期の営業利益予想の前提は１ドル＝１２５円としており、ここにきて対ユーロで円高となっていることなど懸念材料もあり、寄り後は小動きとなっている。

同社は１１日引け後、通期の決算（米国会計基準）を発表した。１０年３月通期の連結営業損益は１４７５億円の黒字（前の期は４６１０億円の赤字）。連結純損益は２０９４億円の黒字（前の期は４３６９億円の赤字）。１１年３月通期の連結営業利益は前期比８９．８％増の２８００億円予想。連結純利益は同４８．０％増の３１００億円予想。予想の前提は１ドル＝９０円、１ユーロ＝１２５円。

トヨタの株価は９時３６分現在３５７５円（△８０円）。
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