【東芝機械】10/3期概ね修正計画通り11/3期計画未達予想

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【東芝機械】10/3期概ね修正計画通り11/3期計画未達予想

<市場平均を下回る株価展開を予想>
TIWでは市場平均を下回る株価展開を予想する。その理由は、(1)主力の成形機事業は競争激化により利益率が低下しており、今後の業績回復が懸念される、(2)工作機械事業の受注高は依然回復感がなく、11/3期では低調な水準が続く可能性が高い、などによる。
<10/3期業績は概ね修正計画通り>
10/3期業績は売上高746億円(前期比39%減)、営業利益▲18億円(前期は115億円の黒字)となった。概ね3月17日公表の修正計画通り。10/3期で固定費を前期比88億円(持分法投資損益除く)削減したほか、4Q(1-3月)受注高は成形機、工作機械、その他の3事業全て3Q(10-12月)比で改善した。
<まだ状況が好転したとは言い難い>
しかしまだ決して状況が好転したとは言い難い。成形機事業のうち射出成形機やダイカストマシンは競争激化で利益率が悪化したと推察され、今後の業績回復が懸念される。更に工作機械事業は月次推移を見るに回復感がなく、11/3期も低調な受注水準が続く公算大である。会社側は11/3期での営業黒字化を計画しているが、これらを踏まえると計画は未達の可能性が高い。このためTIWでは11/3期業績を売上高800億円(前期比7%増)、営業利益▲6億円(前期比12億円の赤字縮小)と予想。12/3期での営業黒字化の見方を継続する。リスク要因は自動車業界に設備投資回復の遅れ、アジア向け競争激化による利益率の更なる低下など。(高辻 成彦)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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