今日は会社の帰り道、職場の奥さんをクルマで美容院に送っていくタクシー代わりにコーヒーをごちそうになる。古くさい洋菓子屋と合体した喫茶店のコーヒーは苦くて非常に美味い。これはラッキー。というわけでラッキーついでにパチンコへ。 高速ぶっ飛ばして城天白へ。しかし再プレイ手数料が無料になるのは19時から。18時40分からじっと20分待つ。なんともいえないこの駐車場での時間。いったいわしは何をしているのだろうか。だいたい四国から半徹夜で500キロ近く走ったその直後もここに居たのだ。連休中でクギがしょっぱくて退散したが。なんだか幻想的な風景がたまたま撮影できてしまったが、実際は欲望うごめく伏魔殿なのだ。 さてやや甘デジのエヴァを打つ。129分の1のやつ。このクギではいいところ千円20回だろうか。もとよりこんな時間に来てそんなに回る台にありつけるとも思ってない。もう今や貯玉再プレイ手数料無料だけを頼りに、等価ボーダー超えてりゃいいや、というのが最近のわしだ。千円25回なんて昔の話です。さびしい、そして厳しい。 と思いきや3000円分打ってべったり千円25回ペース。そんなはずはない。絶対に千円25回は無理。ステージが多少強かろうと(実際強かったが)、俺の目は誤摩化せないぞ。絶対に良くても千円21回か22回に落ちる。それを確かめるために打つ。いったいこれは何のゲームだろうか。とか思っているうちに幸か不幸か当たってしまう。甘デジはこれがあるから回転数の把握が難しくなる。幸か不幸か、って幸に決まってるわな、普通の感覚なら。わしのこの不幸だと感じる感覚はわかってもらえるだろうか。見ているスパンが長いのだ、要するに。 で、こういう時に限って15R当たりを2回交えた8連荘でさっそく4箱弱も積んでしまう。ええい、さすがにうれしいぞこん畜生。しかし今日は油断しないで上皿の玉も全部抜いて、もう1回カードから貯玉で打つ。そうでもしないと統計的に正確さのある回転率がわからない。そして最初の千円が9個しか入らない。よっしゃ、さすが俺、やっぱりこの台はこの調子なら千円20回がいいとこだ。どうだまいったか。じゃあ打つなよ俺! しかしその後も統計的に正確さを全く欠くほど当たり続け、結局再プレイ手数料無料時間の終了する21時まで、ほぼ当たりっぱなしの状態。ついでに近くのテレビじゃ谷繁がサヨナラヒット!おお!ナイスたにしげる!と思ってこんなメールを送ったその瞬間、全く同時刻にこのメールを受信。大方同じようなこと考える同じような連中だ、おれたちは。で、その後調査結果をまとめると、結局千円19回のていたらくだった。ただ出玉関係が良好で、削りも無いし、電チューは止め打ちすればかなり増えるし、まあ許せる範囲だった。というか当たってばっかだった。もう今日はケツの毛までむしり取ってやろう、と22時にもまだ打って、22時45分の閉店間際5分前に時短終了、さすが俺、加齢に決めたぜ、いやいや、華麗に決めた、てなこと思ってたら、なんとまあ時短終了後の保留玉でまた当たる。しかも確変、いかん、これは取りはぐれるかもしれん。 そこで突然後ろを通りがかったおじさんが、何故か俺のドル箱に玉を入れ始めるではないか!なんとまあこの見知らぬおじさんは1000発弱の玉を俺にくれたのだ。なんたることよ、ベリーありがとう!深々とお礼をしながらしかしこの既に閉店時間の22時45分になっている俺の右手は焦る。もうこうなったら店員が止めるまで打つぞ。 ついに俺一人みたいな状況になってしまった。こんな写真撮ってる場合か。そんで店員が、「この大当たり終わったら終了でお願いします」と言いに来たので素直に従う。 で、大当たり終わったのだが、なんとまあその残りの保留玉でまた当たってしまう。もうこれは無条件で打つ。「この大当たり」というのは保留玉も含むのだ!(勝手な俺解釈) その最後の最後おまけ500発分の大当たりは確変だった。アホな。こりゃなんともツキの無駄遣い。しかも客がいないのでさすがに大当たり終了後即ヤメ。今度は保留玉でも当たらなかった。 今日の結果は貯玉プラス10000発。コーヒー美味いし谷繁打つし玉貰ったし、いい一日だった、とこの日記には書いておこう。ぬわっはっは。おやすみなさい。(おしまい)