＜10/3期通期売上高の速報値を発表＞
4月21日に会社側は10/3期売上高及び個別業績の速報値を発表した。10/3期売上高は617億円で、従来業績予想を17億円強上回っている。個別業績は売上高498億円（同480億円）、営業利益21億円（同17億円）。四半期別に見ると4Q（1-3月）の個別業績は売上高171億円（3Q[10-12月]比17％増）、営業利益17億円（同37％増）であり、売上高、営業利益共に2桁増となった。なお、10/3期の連結利益予想の修正はなかった。
＜LED需要拡大や半導体市況好転が今後更に追い風＞
10/3期は（1）LEDの需要拡大を背景としてレーザソーの売上が急拡大した（TIW推定売上高90億円強）、（2）半導体市況の好転を受け、ダイシングソーの売上も会社側想定以上に伸びた、と推測される。LEDの需要は引き続き拡大が見込まれるほか、半導体については今後、メモリーメーカーの投資が強まる流れにあると思われ、11/3期も同社業績は増収増益が続く可能性が高いだろう。TIWでは引き続き市場平均を上回る株価展開を予想する。
＜TIW業績予想を上方修正した＞
10/3期売上高の速報値発表を踏まえ、TIWの売上予想を会社速報値の水準に、営業利益予想を3億円上方修正した。また、11/3期予想を売上高55億円、営業利益35億円、それぞれ上方修正した。なお業績については、10/3期決算発表の内容やその後の取材を踏まえた上で、再度見直す予定。（高辻 成彦）
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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