株のこと 2010年04月17日 写真は花見のクマバチの飛翔
株、原油、FX :今週日経平均は「EUのユーロ圏諸国によるギリシャへの支援合意」を背景に買いが先行し、その後も米半導体インテルの好決算などを評価する動きもみられた。中国の1-3月GDPは3年ぶりの高い伸びとなったことから中国関連への見直しにつながり、週末に投信設定のクラウドコンピューティング、スマートグリッド関連などのテーマ物色。
中国の人民元切り上げやギリシャ問題、日経平均は高値保ち合いを続け物色は次第に短期資金による2ケタ銘柄など超低位材料株へのシフトを強めた。
来週は本格的な調整入りとなるかどうか?日経平均は週末の下げによって、心理的には25日線が位置する11000円辺りが意識されよう。シカゴ日経平均先物は、ゴールドマン・サックス等の下げの影響から10915円で終えている。SEC(米証券取引委員会)の告発を受けたゴールドマン・サックスの影響は、金融不安による急落ではなく、NYダウの下げについても限定的だった。過熱感からか調整基調の日本株にとっては、押し目買いの好機か?
原油はユーロの不安が去ればまた上昇し、100ドルを目指すか。為替は人民元の動き次第だが、結局中国の政府のご都合で動くため、小幅な動きになるであろう。むしろ、民主党議員連の動きが気になる。池田・民主デフレ脱却議連顧問は「為替レートを実勢に合わせること必要、金融緩和や介入で円安を」と述べ実際にこれが実行されるかがかぎ。急激な為替変動については菅財務相も為替介入に同意「あまりにも急激な動きがある場合には為替介入という手段を持っていることは承知」。
また、「日銀は長期国債保有に関する“銀行券ルール”を撤廃すべき」「政府がCPI2%の目標設定し、日銀が達成に向けて努力すべき」といっているが、これは日銀に受け入れられないだろう。これらを見ると、韓国のように適度に為替介入し、ドル120円に持っていく気でしょう。これを市場に表明すれば良い。実際に実行あるのみでしょう。為替が120円になれば日経平均は1万6千円近辺はあるでしょう。人民元も切り上がって行くので、人民元に直接投資するのも考えるべきか?でもひまわりでもFXでは取り引き中止になっているし。現地で銀行口座を開いても元の取り引きしかできない。かなり不便だ。そうなるとETFの上海50やパンダになるが、為替より株価が下げそうである。個別の株ならさらに儲かるか不確かだ。結局、人民元は買うのは大変で、豪ドルとの相関が強く。ETFの上海50やパンダや豪ドルを買うことになりそうだ。間違っても人民元預金を代行するとこに頼まない方が良いと思う。これは国が責任もって制度を変えてくれれば一番だ。
為替も株も来週もまたもやギリシャについて具体的な取り決めが出され、ギャップをはさんでの取り引きになりそうだ。
クラウドコンピューティング
2327/新日鉄ソリューションズ
2768/双日
3734/エム・ピー・ホールディングス
3774/インターネットイニシアティブ
3828/ニフティ
4188/三菱ケミカルホールディングス
4768/大塚商会
4776/サイボウズ
4812/電通国際情報サービス
6502/東芝
6702/富士通
7518/ネットワンシステムズ
7752/リコー
8028/ファミリーマート
8056/日本ユニシス
9412/スカパーJSATホールディングス
9984/ソフトバンク
9984、6702、6502、4188、4776、4775、4768、4188、2768、2327
スマートグリッド
1944/きんでん
1961/三機工業
1968/太平電業
1969/高砂熱学工業
2766/日本風力開発
3433/トーカロ
5333/日本ガイシ
5801/古河電気工業
5802/住友電気工業
5803/フジクラ
5805/昭和電線ホールディングス
5807/東京特殊電線
5809/タツタ電線
5812/日立電線
5815/沖電線
6367/ダイキン工業
6391/加地テック
6503/三菱電機
6504/富士電機ホールディングス
6508/明電舎
6621/高岳製作所
6622/ダイヘン
6641/日新電機
6644/大崎電気工業
6674/ジーエス・ユアサ コーポレーション
6723/ルネサスエレクトロニクス
6764/三洋電機
6841/横河電機
6845/山武
6875/メガチップス
6900/東京電波
6921/東光電気
6934/新神戸電機
6991/パナソニック電工
7012/川崎重工業
9501/東京電力
9503/関西電力
9511/沖縄電力
9501、9503、7012、6991、6674、6503、5333、5801、6504、6723