東京都に本店を移転する方針が明らかになったりそなHDなど有名企業の関西離れは金融界にとどまらず、関西経済の低迷を招いているとの指摘があるそうです。
りそなHDは現在、社員五百数十人のうち東京勤務が90%以上を占め、会長、社長も東京に常駐しており、移転は実態と合わせるだけとの意味が強いようです。
有名企業の関西離れは金融界にとどまらず、これまで日清食品グループ、ダイエー、住友グループの主要企業など関西企業が相次いで本社機能を東京に移転しており、今年3月には関西の名門ゼネコン、大林組が登記上の本店を大阪市から東京都港区に移転すると発表しています。
在阪の金融関係者は「企業に余裕がなくなり、本社を東京と大阪に置く企業も、東京に絞る動きが今後も続くのではないか」と指摘しているそうです。
これからもこの流れは変わらないんでしょうかね。