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【長谷川香料】国内、北米の低迷を中国がカバーできるかが焦点…
国内、北米の低迷を中国がカバーできるかが焦点
<株価は市場平均並みの推移を予想>
株価は市場平均並みの推移を予想する。その理由は(1)国内市場は単価下落圧力や市場縮小傾向が続く、(2)中国以外の回復に不透明感があり10/9期業績回復は低位に止まる、(3)設備投資の完了した中国は拡販可能性が高いが10/9期は減価償却負担が重い、などと考えるからだ。国内の飲料市場向けフレーバーが低迷していることもあり、いかに中国での成長を加速させるかが株価上昇のポイントとなるだろう。
<10/9期1Qは増収増益>
10/9期1Q(10-12月)業績は増収増益。これは、前年同期がリーマンショク後の急激な需要落ち込み時であったため、ハードルが低かったことによる。国内は同社が強みのある茶系飲料が回復傾向。中国は蘇州の工場稼動がスムーズに立ち上がり、円換算ベースでは前年同期比8%の増収と堅調、しかし、北米は円換算ベース17%減と苦戦した。
<蘇州工場は順調に立ち上がる>
蘇州工場(09年11月稼動)は順調に立ち上がった模様。拡販も出来ているが、過度の急成長による売掛金の回収もれを最小限に抑えるため、販売先の選定には注意を払っている。日本での茶系香料の実績などにより大手企業からの引き合いも多い模様。(高橋 俊郎)
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