上野健イチさんのブログ
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計然の計
富無経業 則貨無常主
富を得るにはどんな職業でもかまわない。
財貨に特定の持ち主があるわけではない。
才能のある人には財貨が集まり、不肖の人にはせっかく蓄積した財貨もたちまち消散する。
正道は節倹と勤労で生計を維持することとはいえ金持ちになる人は必ず頭を働かせ奇策を用いる点で、はるかに常人よりすぐれている。
卓絶した富豪のどれを見ても掟に背いて富んだ者はいない。
上の二つの原則に加えて、さらにもう一つの原則をふまえているから金持ちになれる。
すなわちすべての物事の道理をおしはかって進退行動し、時勢に順応して利益を獲得し、商の末利をもって産をなし、農の本利をもってこれを保守した。
時には非常の手段を用いることがあっても、保守維持には常道を選んで行動するのが良い。
上記も計然の計だったのか、ここからが計然の計だったかわかりませんがとりあえず越王勾践に答申した計然という重臣の計です。
良い品物を仕入れて手元に長く置かぬよう、なるべく早く売るのが蓄積の道である。
仕入れの心得と、在庫商品回転率の引き上げを説く点では、今の経営論と少しも変わらない。
腐りやすい物を蓄えるな、高値仕入れは不可。
物資の需給を考えると、物価の騰貴下落は予想がつくから、高値頂点になればやがて下落するし、下落の極点に至ればやがて騰貴するもの。
だから高くなったら物惜しみせずに売るのが最上だし、安くなったら躊躇なく買い込みなさい。
物貨と金銭を流れる水のように円滑に流通させるのがよいのであります。と答申した。
仕入れ上手で、高値売りで、しかも商品回転率を引き上げるように努力すべし。
ひでりの時に船を買い集め、洪水の時には車を買い集める才覚が必要だと説き、越王はその通りの政治を行ったので、十年の間に国は大いに富み栄えたという。
と何かの本で読んだメモを長々とコピーした訳ですが、株式市場に上場されている会社は玉石混淆なので、悪い物をいくら割安で買ってもしょうがないので注意しましょう。
長々と書いたオーラパーワー。
富を得るにはどんな職業でもかまわない。
財貨に特定の持ち主があるわけではない。
才能のある人には財貨が集まり、不肖の人にはせっかく蓄積した財貨もたちまち消散する。
正道は節倹と勤労で生計を維持することとはいえ金持ちになる人は必ず頭を働かせ奇策を用いる点で、はるかに常人よりすぐれている。
卓絶した富豪のどれを見ても掟に背いて富んだ者はいない。
上の二つの原則に加えて、さらにもう一つの原則をふまえているから金持ちになれる。
すなわちすべての物事の道理をおしはかって進退行動し、時勢に順応して利益を獲得し、商の末利をもって産をなし、農の本利をもってこれを保守した。
時には非常の手段を用いることがあっても、保守維持には常道を選んで行動するのが良い。
上記も計然の計だったのか、ここからが計然の計だったかわかりませんがとりあえず越王勾践に答申した計然という重臣の計です。
良い品物を仕入れて手元に長く置かぬよう、なるべく早く売るのが蓄積の道である。
仕入れの心得と、在庫商品回転率の引き上げを説く点では、今の経営論と少しも変わらない。
腐りやすい物を蓄えるな、高値仕入れは不可。
物資の需給を考えると、物価の騰貴下落は予想がつくから、高値頂点になればやがて下落するし、下落の極点に至ればやがて騰貴するもの。
だから高くなったら物惜しみせずに売るのが最上だし、安くなったら躊躇なく買い込みなさい。
物貨と金銭を流れる水のように円滑に流通させるのがよいのであります。と答申した。
仕入れ上手で、高値売りで、しかも商品回転率を引き上げるように努力すべし。
ひでりの時に船を買い集め、洪水の時には車を買い集める才覚が必要だと説き、越王はその通りの政治を行ったので、十年の間に国は大いに富み栄えたという。
と何かの本で読んだメモを長々とコピーした訳ですが、株式市場に上場されている会社は玉石混淆なので、悪い物をいくら割安で買ってもしょうがないので注意しましょう。
長々と書いたオーラパーワー。
大変勉強になる日記、ありがとうございます。
> 株式市場に上場されている会社は玉石混淆なので、悪い物をいくら割安で買ってもしょうがないので注意しましょう。
良い会社の株も、『これ以上、上がらない』という悪い価値が付いている場合もあるのが株の難しさですね。
欧米の資金が日本市場から大量に引き上げている今、
果たして過去の水準と比較して安いからと言って割安と言えるかどうか、
見極めるのが大変そうです。
(案外、欧米がずっと売り続けてた優良株の上値が軽くなったりしないのかな??)
>悪いものをいくら割安で買ってもしょうがないので注意しましょう。
悪いものが個別銘柄であって、株式全体でなければ,,,と思いはじめたこの頃です。
ならば、買うのではなく、売りまくれー!というところでしょうか?
私が思うのは割安割高は過去の水準と比べるものではなく、その会社の現在の実質的な実態価値また変化が考えられる場合は、将来の実質的な実態価値を基準に考えるべきだと思っています。
つまり実態価値よりも割高な株を保有している場合は、いつ売却するかという問題でしかなく、実態価値又は将来の実態価値よりも割安な優良な会社の株が放置されている時は、いつ買うかという問題でしかないのです。
ここで追記した悪い物というのは、計然さんはがおっしゃっている計はあくまでもいずれ必要とされる当時の必需品を指していて、現在の株式市場には今後永久に必要のないどうしようもない会社まで上場されているのでこれを悪い物としておこがましく注意として追記しました。
あと株式市場は、短期的には人気投票(未来の収益の先食い、プレミアムという意味も含めて)、長期的には計量機というよく言われる側面もありますので悪い物は人気がない上に未来の収益の先食いプレミアムも期待できないので、分が悪いという面もありますね。
どんどん資金を引き上げてもらえば、実態価値よりも安い思わぬ買い物ができそうなので暴落もまた大歓迎です。
私が思うのは、常に投資をし続ける必要がないということです。おいしい獲物が出てきた時だけ狩りに行けばいいのではないかと。休むもまた相場といいますが、無用の用という、何もしないことにも重要性があるのだと思い考えています。>miyupapaさん
そして常に無用の相場が張りたくなった時、私はみんかぶのPicksなどを使って擬似トレードをして自らの狩猟本能を満足させたりもします。とんでもないトレードをしても実損がないですからね。
実は先ほどもっと長いちゃんとした文を書いたのですが、書き終わってさて投稿しようとした時に停電になり全部消えてしまって失意の二度目に書くやっつけ文章なのでおかしなところは一笑にふしてしてください。
良い事をたくさん書かれてて、敬服です。でも実際に 銘柄の今と将来の価値を 株価に変えれる人は そうとうの熟達者だと思います。私も こんな方を目指したいです。
もちろん、その価値に乖離する株価は 皆さん(投資家の総和)が乖離幅を決めて 上がっていく 下がっていく 集団
心理の渦と一緒に・・・ なんて 負け犬は考えている今日この頃です。
文章すばらしいので、また拝見させてもらいます。
怖いものなしから出るオーラパワー。>はなさか兄さん