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【キッセイ薬品工業】主力2剤と新製品で腎・泌尿器領域が拡大…

主力2剤と新製品で腎・泌尿器領域が拡大

<主力2剤が長期収載品の不振をカバー>
長期収載品(発売後長期経過し後発品のある製品)が不振だが、近年発売した糖尿病治療剤グルファストと排尿障害治療剤ユリーフがこれら既存製品の減収をカバーしている。さらにこの2剤の販売提携先への供給や技術料収入が伸びている。中期的にはこれに加え今般販売承認を取得した腎性貧血治療剤と11/3期に申請予定の頻尿・尿失禁治療剤が寄与しそうだ。株価は腎・泌尿器領域が強化されることから現水準より高く評価される場面もあると予想する。

<10/3期3Q累計は技術料収入などで増収を確保>
10/3期3Q累計(4-12月)は前年同期比2.7%増収、36.4%営業増益となった。流・早産治療剤ウテメリン(前年同期比-11.0%)、脳循環改善剤キサンボン(-31.1%)、パーキンソン病治療剤カバサール(-21.3%)など既存薬の落込みが激しかったが、ユリーフ(+46.0%)、グルファスト(+18.1%)の主力2剤と販売提携先への製品供給と技術料収入(+6.2%)がカバーし全体では増収を確保した。

<PBRに評価不足の感あり>
現株価より高い場面もあると予想する理由は、(1)新製品と技術料収入が伸び収益力が改善、(2)中期的にも新製品により腎・泌尿器領域というニッチな領域が強化される、(3)ROEが低いとはいえ0.8倍台の実績PBR(09年12月末)は評価不足の感がある。(森田 青平)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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