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【川崎汽船】コンテナ船の赤字継続も底入れ感高まる …

コンテナ船の赤字継続も底入れ感高まる

<業績底入れも株価の戻りは鈍そう>
海運大手3社の中でコンテナ船事業の比率が最も高く業績の落込みが大きい。同社の場合、商船三井(9104)の不定期船部門や日本郵船(9101)の物流部門のように、現時点でコンテナ船事業以外の利益貢献が少ない。株価の戻りは他社に比べ鈍いだろう。しかし、事業環境は好転の兆しが出ており、また実績PBR(09年12月末)で1倍を大きく割った株価の下値は限定的と考える。

<4四半期連続で経常赤字を余儀なくされた>
10/3期3Q累計(4-12月)は、前年同期比42%減収、営業損失528億円、経常損失645億円、純損失619億円と中間期より損失が拡大した。ただ、四半期ベースの経常赤字は、2Q(7-9月)の272億円がピークで、3Q(10-12月)は146億円と赤字幅が減少した。

<10/3期予想を若干増額修正も巨額赤字の見込み>
4Q(1-3月)は65億円の経常赤字予想で他2社と比べ回復の遅れが目立つ。ただ、同社は10/3通期予想を売上高200億円、営業利益10億円、純利益90億円、それぞれ若干ながらも増額修正を行った。コンテナ船事業に先行き好転の兆しが出ており、ドライバルク(ばら積み船)市況も上昇してきたためである。中間期に500億円計上した構造対策費用を430億円に減額するなど、徐々にではあるが明るさが出てきた。(鹿野 昌宏)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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