富士ソフトは、人の顔を覚えて話しかけたり、しりとりもできる小型の2足歩行ロボット「PALRO(パルロ)」を開発したそうです。
ユーザーが開発したソフトを取り込み、コミュニケーション能力をためることができるのが特徴で、大学などの教材向けに29万8000円で3月15日に発売し、2010年度中に一般にも販売するそうです。
同じ機能の既存商品は数百万円するものが多いそうです。
ロボットは高さ39.8センチ、重さ1.6キロで、11個のセンサーで得た情報を基に自律歩行できるほか、顔や音声を認識などコミュニケーションに関するソフトを組み込むことで、コミュニケーション能力が高まるそうです。
例えば人間の言葉で指示を受け、周囲を内蔵カメラで撮影した画像を無線LANを通じてメールで送信したり、「しりとり」も簡単にこなすそうです。
初年度は1000体を出荷の予定で、一般向けの価格は未定だが、小中学生や高齢者などの遊び相手や話し相手としての利用を想定しているそうです。
鉄腕アトムに少しは近づきつつあるんでしょうか。
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