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外資ヘッジファンドとCTAの動きと需給について④

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過去の外資手口からCTAの動きとヘッジファンドの動向や特徴を掴み今後にいかす為の考察です。題材は藤戸レポートと日経です。近いほうから過去にさかのぼっていきます。

8/24「安値をたたき高値を買う外国人」
日経平均が1万円を突破して以来、上値を買いあがっているのは外国人投資家である。
去年9月~3月まで約6兆円という巨額の日本株売りを行った本尊が買っているのである。つまり、「安値たたき、高値買い」である。
今回のクレジットデリバティブバブルが崩壊して以来、外国人投資家は「曲がりや」となっており、一般のイメージとはまったく逆である。
「信用リスクの低下⇒母国株式市場の反発⇒リスク許容度の上昇⇒海外投資の積極化⇒日本株買い」の構図だが、売りすぎた日本株のポジションを復元しているとのニュアンスが強い。運用スタイルは極端な「順張り」である。7月の買い越し額は1兆101億円となり、日本の機関投資家、個人が全て売りに回る中でその受け皿となっている。
外国人の買いが目立つと、「オイルマネー」「海外年金」「ヘッジファンド」といった主体の買いという観測が流れ、期待する向きもあるが、むしろ要警戒のサインと解釈することも可能である。
外国人投資家をさらに細分化した統計は存在しない。したがって常に「オイルマネーが優良株を買っている」とか「海外年金の内需株買い」といったうわさが出回ることになる。しかし、確実にいえるのは「ロングオンリー」と呼ばれるオーソドックスなファンドよりもヘッジファンドのマーケットインパクトのほうがはるかに大きいという事実である。
8/17の日経平均328円安も、デリバティブの手口を分析しなければ下落のメカニズムに迫ることはできない。
8/17の日経平均先物では、欧州系A社が-6131枚、B社も-2621枚の売りこしである。A社はトピックス先物でも-3846枚の売りこしで、薄商いの中で株価指数を1万3千枚近く売れば大幅安になるのは当然である。材料株には目先筋の商いが集中し、デリバティブはヘッジファンドが振り回している。
しかも、彼らの売買は「上がると思うから買い、下がると思うから売り」といったアナログ投資ではない。最新の金融工学を駆使した「デジタル投資」である。したがって、伝統的な投資ろじkっくでは理解不能となるケースが少なくない。外国人投資家の中には、オードソックス名運用手法を辛抱する投資家だけではなく「金融工学に基づくスペック(投機)」が相当数混在していると考えなければならない。「外国人が買い続けることによって株価は上昇する」という楽観論は極めてナイーブである。むしろ、「株価は上下にぶれ、ボラティリティーが高くなる」ことを覚悟する必要がある。

☆う~ん なんか今の相場とまったく同じ^^;
1月はじめまでの外国人の買いVS国内・個人の売り
「アジア勢の買い」「海外年金の買い」の噂
相場は繰り返す。同じような予兆があらわれたら相場反転の合図なのね。

①~③はこちら
http://minkabu.jp/blog/show/204363
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