【ハウス食品】健康食品と海外事業を成長ドライバーに、12/…

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2010/01/15 - TIW藤根 靖晃さんの株式ブログ。タイトル:「【ハウス食品】健康食品と海外事業を成長ドライバーに、12/…」 本文:健康食品と海外事業を成長ドライバーに、12/3期営業利益160億円目指す <10/3期の営業利益は計画を若干上回ると予想>

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【ハウス食品】健康食品と海外事業を成長ドライバーに、12/…

TIW藤根 靖晃さん
TIW藤根 靖晃さん
健康食品と海外事業を成長ドライバーに、12/3期営業利益160億円目指す

<10/3期の営業利益は計画を若干上回ると予想>
内食回帰・米飯回帰を追い風として、主力のカレー事業は堅調。消費不況、低価格化、競争激化等により清涼飲料や健康食品の売上高が計画を下回って推移しているため、10/3期の売上高は同社計画を下回る懸念があるものの、営業利益は若干上回るとTIWでは予想する。05/3期から営業増益が続いているにもかかわらず、株価は07年高値の3分の2以下の水準で低迷している。デフレ基調が強まること等の不安が株価を抑えている要因と考えられるが、好財務内容でもあり、中期的には09年9月末実績PBR1倍以下は割安な水準と考える。

<中期計画では、海外事業の拡大を図る>
足元は、家庭内食回帰の動きがルウカレーやスパイス等の売上げの底堅さに繋がっているが、中期的には少子高齢化等の構造的要因から国内のカレー事業は縮小する可能性が高い。同社は12/3期までの3カ年中期計画で、営業利益160億円(09/3期実績比57%増)の達成を目標に掲げている。カレー事業の売上高をほぼ横ばいと想定するが、PB商品の台頭や低価格化の流れの中で、しっかりと利益を確保することを目標とする一方、健康食品事業と海外事業を成長ドライバーと位置付ける。ビール業界等の食品業界は、提携・買収等により新興国の旺盛な需要を取り込む動きが活発化しており、同社の今後の海外事業戦略が注目されよう。(佐藤 謙三)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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