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2010/01/06 - DODGEさんの株式ブログ。タイトル:「0106」 本文:

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DODGEさん
DODGEさん
 1月6日(ブルームバーグ):格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、アイスランドのソブリン債格付けを格下げ方向で見直す「クレジットウォッチネガティブ」に指定した。アイスランドのグリムソン大統領が5日、昨年に国有化された同国銀行の海外預金者への補償をめぐる法案の成立を阻止したことに対応した。格下げされればアイスランドの外貨建て格付けはジャンク級(投機的格付け)となる。

  S&Pによる現在の格付けは外貨建て長期が「BBB-」、短期が「A3」、自国通貨建てで長期が「BBB+」、短期が「A2」。S&Pは5日遅く、これらの格付けをクレジットウォッチに指定したと発表した。

  ダンスク銀行の主任アナリスト、ラース・クリステンセン氏はリポートで、グリムソン大統領の決定が一連の格下げを引き起こす公算が大きいと指摘した。フィッチ・レーティングスは既に、アイスランド債の格付けをジャンク級の最上の「BB+」に引き下げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスの現行格付けは「Baa3」と投資適格の最低。

  S&Pは「大統領の決定を受けて政治的不透明感が高まった場合や、流動性への外部からの圧力が続いた場合には格下げの公算が大きい」と説明している。

  アイスランドは国際通貨基金(IMF)からの21億ドル、北欧諸国からは25億ドルのそれぞれの融資でデフォルト(債務不履行)を回避している。IMFのアイスランド訪問使節団の責任者、マーク・フラナガン氏は5日遅くの声明で、他の諸国からの緊急融資が撤回されない限りは、大統領の決定がIMF主導の救済計画の頓挫を必ずしももたらすことはないと述べた。

  一方、S&Pの信用アナリスト、カイ・ステュッケンブロック氏は大統領の法案拒否により、IMFプログラムによる緊急融資の残り23億ドルの実行が遅れるとともに、財政黒字目標の上方修正など条件見直しが必要になると思われると指摘した。S&Pによると、クレジットウォッチの査定は月内に完了する見込み。


鳩山首相:財務相に菅直人副総理-藤井氏の辞任了承( 1月6日(ブルームバーグ): 鳩山由紀夫首相は6日、藤井裕久財務相の辞任を了承し、後任に菅直人副総理を起用することを決めた。同日夜、官邸で記者団に明らかにした。

  首相によると、菅氏が兼務している国家戦略担当相は仙谷由人行政刷新担当相が引き継ぐ一方、経済財政担当相は引き続き菅氏が兼務する。人事は7日付。

  菅氏を財務相に起用した理由については、予算編成を一番近くで見てきたことを挙げた。起用については民主党の小沢一郎幹事長も了承しているという。



結構すごいことになってますね。
この人は人気取りがうまいからなあ。

また口先介入しまくるでしょうね。
明日はどっちだ???
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
DODGEさん
この人が、経済財政と財務を兼任という
以前に竹中さんがいたのと全く同じポジションに
就くわけです。

日本の経済政策運営は彼に一任されたと
言っていい。

「マジですか????」
というのが感想ですかねえ。
DODGEさん
yoc1234さん

コメントありがとうございます。

まあ、昔から藤井ちゃんは人気者でしたのでw。
就任早々、円高容認発言してみたりする
「やり手」がいなくなったことの安心感が大きかった
わけで、この人への期待かは疑問です。



最近経済における「第三の道」を考えている。
つまり60年代の日本の高度成長はなぜ可能だったのか。そして80年代後半のバブル崩壊以降なぜ日本は長期の経済低迷に陥ったのか。さらに、2000年代に入り進められた規制緩和など市場万能主義の小泉・竹中路線がなぜ失敗したのか。
端的に言えば80年代以降、投資効果に低い公共事業に巨額の財政をつぎ込んだのが経済の低迷の原因。小泉・竹中路線は、リストラなどによる各企業の競争力の強化が社会全体の生産性向上になると考えたが失業を増加させ、社会全体としての経済成長につながらなかったのが失敗の原因。それでは過去の失敗を繰り返さない経済運営における「第三の道」は何か。現在、深く考慮中。

=====引用終わり==============





民主党にはマクロ経済戦略がないと批判されてきた。
しかし、僕はそれでも民主党に期待していた。
どんなに正しい政策でも選挙で勝てなければ意味がない。
優秀な政治家は、国の経済を本当によくするための真の政策を実行しながらも、大衆に受けるためのポピュリズムともつねに向き合っていかなければいけないのだ。
タフな仕事だ。

選挙に勝つためには「小泉・竹中の市場原理主義のせいでみんなの生活が悪くなった」なんていうわかりやすいキャッチフレーズを叫ぶことも時には必要だっただろう。
実際には小泉・竹中政権の時は失業率も3%台で最低だったし、GDPも成長したし、財政赤字もはじめて減らしたのだけれど、政治家というものは選挙に勝たなければいけないのでライバルを蹴落とすためにある程度汚いこともやらなければいけない。
生易しい世界じゃない。
僕もそれは理解できる。

そして実際に政権をとって、本当に政策を担当するという念願がかなったわけだ。
選挙に勝つという結果をだした。
結果は結果だ。
僕は素直にオメデトウといいたい。

民主党はマクロ経済戦略がないといわれていたけど、僕はそんなことは決してないと思っていた。
どんな政策でも、ましてそれが正しければ正しいほど、既得権益層からの反発にあうし、党内の利害関係の調節が大変だからだ。

沈黙を続ける菅直人副総理兼経済財政担当相はいったいどんな政策を僕達に示してくれるのか、僕はワクワクしていた。
ポピュリズムと日本を再び成長軌道に乗せる真の経済政策の板ばさみになりながら、族議員や省益しか考えない官僚と戦っていると思っていた。
だからこそずっと沈黙していたと思ってた。
菅さんのことだからいい意味でマスコミや経済評論家を裏切る政策が飛び出して来るんだと期待していた。
国家戦略局を率いる菅直人からどんな「官邸主導」のマクロ経済政策が飛び出してくるのか、僕は固唾を呑んで見守ってきた。





それが、これから「第3の道」を深く考慮中って・・・
そういうのって野党のときに考えてたんじゃないんすか?
そんなニコニコ笑ってる場合じゃないですよ、菅さん。
アチャー、来週、また日本株売られて、国債の長期金利上がるな。

もう、悪いことはいわない。
とりあえずマクロ経済政策は財務省の官僚に全部やってもらおう。
たぶんそっちの方がいいよ。

それと民主党幹部のブログは投稿する前に誰か経済とか国際問題にくわしい人にチェックしてもらった方がいいよ。
こんなの英訳されたらまた大変なことになるよ。
蛇足だけど、最後のところは、"Well, I'm now thinking..."とかになるのかなー?

それにしてもトップがこんなでもまだ世界第3位の経済大国って、この国の民間の自立分散システムはすごいな。
ある意味、日本経済の底力を見直すいいきっかけになったよ。
yoc1234さん
こんばんは。

マーケットにはいい反応だったようです。

人気者の登用はいいが、おっちょこちょいですので、失敗が多い。
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