ドル=90円に戻った後が大事なポイント

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2009/12/20 - SPE(エスピーイー)さんの株式ブログ。タイトル:「ドル=90円に戻った後が大事なポイント」 本文:日本企業の大部分はドル=90円近辺で為替レートを設定しています。11月下旬から12月初旬には、想定レートより円高となり、鳩ぽっぽ内閣への期待もし難く、日本経済が2番底に落ちる懸念が強くなって一時下落し

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ドル=90円に戻った後が大事なポイント

日本企業の大部分はドル=90円近辺で為替レートを設定しています。11月下旬から12月初旬には、想定レートより円高となり、鳩ぽっぽ内閣への期待もし難く、日本経済が2番底に落ちる懸念が強くなって一時下落していました。

①日の量的金融緩和
②円高の90円への修正
③政策修正の動き:暫定揮発油税の税率維持などによる予算確保(鳩ポッポではなく、結局は小沢幹事長が判断)

等により、日本独自の要因による二番底の可能性は低くなってきたように思います。

先週末に円安が90円=ドルまで戻ってきているので、株式市場には好影響となりますが、そんな中で、上昇基調が維持できるか、注目しています。

今週、少なくとも10600円に向けて上昇し、10500-10600ゾーンでもみ合い後、新年に10600円をオーバーしていく、というのがベストなシナリオと考えています。
しかし、今週に上昇基調が崩れると、資金流入が回復できていないということになり、上記の条件だけではプラス材料が不足するということになり、不安定な相場になる可能性が高くなります。

鳩ポッポ内閣が成長戦略を打ち出せたら、10600円は難しいラインではないと思っていましたが、政策が悪いので心配せざるを得ません。

資金の80%まで株式購入する予定でいましたが、買いたい株が、指値した価格になってくれなかったので、先週は結局、購入比率は変わらずでした。

買えないまま、週末に先週のニュースや景気関連のデータを見直ししていますが、現状では先々週にプラスしての良いデータは無さそうで、逆に少しマイナスのニュースがありました。

米国FRBが金融緩和措置の解除を言い出していること、これは米国の金利が上昇していくことを意味し、日米金利差が拡大するとの思惑から、円高の修正が進む一因にもなっていて、短期的には円安で良さそうなニュースです。

でも、現在のような状況で金融緩和の出口戦略を検討していることは、過去の日本のバブル崩壊例から見ても危険な考え、だと思っています。

米国で、金融機関がさらに多く倒産したり、必要な資金が回らなくなったら、米国発の二番底になる可能性があるからです。

米国は、日本のバブル崩壊後の対策に多くを学んで、政策対応のスピードは速いようですが、取れる政策は当時の日本と大して変っている訳ではないため、金融緩和政策は少なくとも3-5年程度は維持した方が良いのに‥と、先週末のFRB関連のニュースを見てて、ちょっと余計な心配をしてしまいました。

書くのが面倒になってきたので、いきなり結論です。

今週に上昇基調が維持されない場合や新たなプラスの政策対応が出てこない場合は利確対応していく予定です。

「安価で購入したから、少々下がっても大丈夫」という銘柄も利確していくつもりでチャートを見ています。

安くなったら、また買い直せば済むことですので。
(勿論、資金流入が確認されれば、別の判断をすることになります。)

私と同様に、ベストなシナリオを想定されている方もいるかと思い、日記に書き込みました。
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
Sariさん、こんばんわ。

投資スタイルはその人の性格や価値観を反映しているので、簡単には変え難いのでは?、なんて思っていますが、いずれにしても、自信を持って判断できるベースが必要だと思っています。

私自身は、中期的にはかなり良い確率で、為替や注目株の推移を予想できてきていますが、短期的には「ゆらぎ」がある中で、売買のタイミングを逃したり、早過ぎたりしてます。

頭と尻尾はくれてやれ、と言いますが、私の場合は、頭だけ、というケースもかなりあります。

人よりも早く動くと、(自分の予想よりも)相場が少し遅れる事に不安を持ってしまいます。
現在の相場も、この1ヶ月の当面は強気に転換したのに、肝心の株価が上昇に転じてくれないので、日本市場はそこまで弱くなっているの?、と少し疑ってしまっています。

そんな中で、下記のニュースがあり、自分のポジションを再確認しました。

米不動産業者協会による11月の米中古住宅販売件数(22日発表)では、年換算で前月比7.4%増の654万戸と3カ月連続の大幅増となり、07年2月(655万戸)以来2年9カ月ぶりの高水準(季節調整済み)。

これは、主力の一戸建て住宅が前月比8.5%増の577万戸と大幅に増加して全体をけん引した結果になっていて、米政府による減税措置の効果で、米住宅市場の回復基調が数字として確認されてきているもの、と解釈されています。

戸建てが伸びるという事は、個人消費関連が今後は盛り返してくるということになるので、米国発の二番底は当面は無さそう、と思われます。

為替も当面は90-94円程度に納まるのではないかと予想され、そうすると日本の二番底も回避されることになるため、やはり日経平均は10500-10600円のゾーンまでは上昇する可能性は大です。

後は、鳩ポッポ内閣が成長戦略を出せるかどうかで、そこが当面の天井となるのか、下値抵抗体に転換するのか、の分かれ道になるのでは?

政府の政策に期待できない時には、アジアでも大きく活躍できる株を持っている必要性は、重要になりそうです。
sariさん
こんばんは

本当に難しい相場ですね。。

私は投資意欲すらうすれています。

私自身本当に投資スタイルを変えてみようかなと思ったり

しています。

超長期で。です。
中々、難しい相場です。
海外市場の動きを見た上で、指値を慎重に選んでいるため、Picksに出している株が、結果的に動かせません。

小すくいで小遣い稼ぎの銘柄では、そこそこ順調なんですが、Picks銘柄が想定のように動かないと、すっきりしませんね。

REEDさんは、見切りも、買いも速攻みたいなので、今日のように相場が動くと、濡れ手に泡、状態ではないですか?
REEDさん
こんばんは!

今日は強かったですね!

10600円見えてきたのでは!?
確かに気迷いを誘う状況だと思います。

ドル/円も、チャートで見るとトレンドは円高基調ですが、現在は、急過ぎた円高が(一旦は)92-94円へ反転している過程だと自分では認識しています。

その後、どのようになるかですね。今度、円高に反転して90円より円高になると、日本は2番底の可能性が高くなりそうです。

海外市場や中国の景気回復状況を観ていると、日本株も一旦は10600円にトライしても良いと思っていて、そこまでは若干強気のポジションを取る予定でした。

海外のクリスマス休暇にひっかかってしまったのと、鳩ポッポ内閣の成長政策の皆無というのがエネルギー不足の原因でしょうか?

ここで売りに動いている方は、「売り」から入る投資家か、瞬間安値で果敢に拾った投資家、でしょう。

私は、瞬間安値で購入した株の半分は売っていて、様子見の状況でしたが、元々ホールドしていた銘柄が、再度の下落パターンになってきているため、一旦売却して現金化した方が良いかなぁ~と、一応、少し上での指値売りしましたが、今日は売れませんでした。

やはり売る時は、確実に売る、という覚悟が必要なので、今晩のNYの結果を見て、指値を変更して、確実に処分していきたいと思っています。
REEDさん
こんばんは!

為替は難しいですが、今の90円前後では、トレンドが出てこなくて迷いますね。

円安なら上がりやすいだろうし、円高なら上がらないだろうし・・。

ネットラジオで聞いた、FX会社の社長さんの話だと、
いったん84円台つけたことだし、とりあえず短期では
92円方向だろう、だけど長期では、まだ円高方向だろう・・・。

まあ、納得の解説といったところです。

それでも円安への動きが鈍いのは、日本企業による円買い(給料の支払いなど)も、年末ですしありそうですね。

今日なんか売買高1兆円行かなかったですね!
10200円もなんだか壁になってます。
先物、10200円に何度もトライしてますが、まだ押し戻されてます。

このままでは、SPEさんのシナリオでは売ることになってしまいますね・・。

とはいえ10200円こえがダメダ、と売られるかも・・・という恐れもぬぐえません。(そうなると売っといて良かった、ということになる・・)

とりとめのないことを書いてますね。

私のやってることは・・・

そんなに円高にはならないだろう・・
チャートが上げになっている・・
年内は出来高は少ないだろう・・ということは動かない・・

といった根拠で
 ( 買い)スクウェア・エニックス、ウェザーニュース、三井海洋
(ウェザーニュースは高値で買ってて塩漬け。チャートがこの度反転したので、新たに買いました)

そして、オプションのコール・プット両方売り(日経があまり動かないほうがよい)

Picksに上げるべきなんですけど、上げたのが全部マイナスだもんですから、どうも上げる気になりませんです・・・。
自分が悪いんですけどね。
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