下記の表現は本当にわかりにくい。
よーはマスコミ・広告・出版・印刷系は華やかに見えるけど中で働いている人たちは「こんな会社やめたい!」って思う人が多いんだよね?(苦笑)
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ネットマイルは2009年12月8日、仕事の意識に関するアンケート結果を発表した。それによると調査母体においては、会社を辞めたくないと感じている人がもっとも少ない業種は「マスコミ・広告・出版・印刷系」であることが分かった。インフラ・公的機関などの安定感の高い職種や、個人色の強い職業は逆に多い傾向が見受けられる。 図1参照
今調査は2009年11月6日から10日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は7086人。男女比は69.8対30.2、年齢階層比は20代21.1%・30代26.3%・40代23.4%・・50代22.9%・60歳以上6.2%。
「会社を辞めてしまいたいと思うことはほとんどない」という設問に対し、どのような感想を持つか、言い換えれば「会社を辞めたいと思っている意識」について5 段階で尋ねたところ、「強くそう思う」「そう思う」を単純に合わせた回答率がもっとも高い(=今の仕事を続けていたい)業種は「電力・ガス・水道」で 35.8%だった。次いで「教育」が34.1%、「団体・連合会・官公庁」が33.4%という結果になっている。
逆に「そう思わない」「全くそう思わない」を合わせた回答率が最も高いのは「マスコミ・広告・出版・印刷系」で50.4%。過半数を超えている。次いで「金融・保険系」「食品・飲食系」「医療・福祉系」が47.2%で並んでいる。
図1から各業種に対する残留意識の強弱を表しており興味深い。例えば「専門コンサル」は「思う派」の値こそ33.3%でしかないが、「強くそう思う」の値が他業種と比べて12.1%と非常に大きく、該当者たちのモチベーションの高さが表れている。逆にいえば「マスコミ・広告・出版・印刷系」「運輸・鉄道、配送・物流」のやる気の低さも明白。
そこで「強くそう思う」を+2、「そう思う」を+1、「そう思わない」-1、「全くそう思わない」-2と係数を割り振って、それぞれの回答率をかけ、それらを足すことで業種別の「会社を辞めたくない度」(言い換えれば会社への帰属心)のDI値を出したのが図2のグラフ。
全体において「全くそう思わない」の回答率が高く、結果としてマイナス値ばかりものとなってしまっている。しかし「専門コンサル系」「教育」などいわゆる「個人ベースでのプロ職」や、「団体・連合会・官公庁」「電気・ガス・水道」などの公共機関やインフラ系のは高めな数字が出ている。一方、「マスコミ・広告・出版・印刷系」「医療・福祉系」「金融・保険系」など、今何かと話題の集まっている、あるいは景気の荒波にもまれている業種では低い(=マイナス値が大きい)結果となっている。
DIが低い、言い換えれば会社への帰属心が低い職種の人たちは、色々な理由で「辞めたい」と思っているのだろう。それが単なる愚痴レベルのものなら、どの職種でもあまり問題は無い(例えば「辛くて辞めたいと思ったことは何度となくある。けど頑張る」というポジティブな場合もある)。しかし真剣になって考えている人が多いとなれば、業種全体の士気などに関わるため、無視をするわけにはいかない。「マスコミ・広告・出版・印刷系」「医療・福祉系」「金融・保険系」などマイナス値の多い業種の上層部は、その原因を考えてみる必要があるのかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/4496028/より転載