九州電力がプルサーマル発電の営業運転を始めたそうです。
(読売新聞より)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20091203-OYS1T00203.htm
この原子力発電の問題は、やはり市民の理解が得られないことですよね。
(私も、もし近所に原子力発電所等ができたら抵抗を感じます。)
九州電力も安全性と情報の透明性を心がけて欲しいものです。
さて、プルサーマルですが、平たく言えば核燃料のリサイクル。
資源の有効活用とても良さそうに聞こえますが、もちろん問題点もあります。
例えば再処理工場。日本国内にはまだ完成・稼動している工場はなく、フランスのアレバ社に委託している現状。
処理費に加え、往復の輸送費も莫大です。
しかし、ピークオイルや温暖化を考える上で、原子力発電は必要になっています。
自然エネルギー+スマートグリッドを考えても、まだまだ火力や原子力の様な大規模発電を賄えるわけではありません。
世界各国で建設が続く原子力発電。
核燃料の再利用という問題にも注視しなければなりませんね。
例えば中国が放射性物質のゴミを海に捨て、それが日本や韓国に知らないうちに流れ着いていた…なんて事になったらシャレになりません。
(もちろん、国際原子力機関の監視があるので起き難いとは思いますが…)