麦にゃんさんのブログ
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白物家電戦争 中国企業の戦略
ハイアール、08年度の冷蔵庫売上は世界1でしたが今年はどうなるのかな?
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2009年1月5日、第一財経日報によると、このほど08年度の全世界冷蔵庫売上台数に関する統計がユーロモニター社(Euromonitor)から発表され、中国ブランドのハイアール(Haier)が前年比20%増の1200万台で6.3%のシェアを獲得、1位に輝いた。2~4位はそれぞれ韓国のLG、米国のワールプール(whirlpool)とエレクトロラックス(electrolux)。
08年12月、ハイアール社では、もともと中国で生産される予定だったアフリカ市場向けの一部冷蔵庫が、インドでの生産に変更されたという。経済危機の逆境の中、グローバル化した生産体制が実を結んだ結果となった。ハイアールは全世界に、29の現地開発と現地販売システムを併せもった生産拠点を持つ。必要に応じて各生産拠点の生産量を戦略的に調整できる強みがある。
「08年の中国製冷蔵庫の輸出は前年と比べ落ち込んだ」とハイアール関係者は話す。しかし同社は国内生産を年々減少させており、08年の海外生産・販売(中国への逆輸出も含む)の比率は、05年の30%から約2倍増の59%となっている。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=27339より転載
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2009年12月3日、中国新聞社によると、米ニューヨークで2日、「最も価値ある中国ブランドランキング」が発表され、家電大手のハイアール・グループがブランド価値812億元(約1兆556億円)で、8年連続の1位に選ばれた。
このランキングは睿富全球排行榜資訊集団と北京名牌資産評估有限公司が行っているもので、今年も去年に続きニューヨークでの発表となった。今回のランキングのトップ10は、1位が家電メーカーのハイアール(海爾)、2位はPCメーカーのレノボ(聯想)、3位は家電量販の国美電器で、以下、五粮液、中国第一汽車、美的、TCL、茅台、青島ビール、重慶長安汽車と続いた。
研究によれば、自主開発製品を有する中国企業は、海外からの受注に依存する他の加工企業と比べ将来性が高いとされている。自動車製造業は金融危機の影響が大きくやや後退したが、家電業界は成長傾向を維持、衣類や食品などの消費財関連製造業は2割近い成長を遂げているという。また、インターネット関連ブランドは過去1年間で64%も成長しており、今後さらなる成長が見込まれている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4488217/より転載
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