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ポスコの戦略
韓国鉄鋼最大手のポスコは2日、インドネシアの国営製鉄所クラカタウスチールと共同で、ジャワ島北西岸に一貫製鉄所を建設すると発表した。年間の粗鋼生産能力は600万トン。完成すれば東南アジア初の大型高炉となる。経済成長が続く東南アジアにはアルセロール・ミタルなど世界の鉄鋼大手が進出意欲を強めており、ポスコは他社に先駆けた進出でシェアの拡大につなげる考えだ。
2日、インドネシアのジャカルタで合意書に調印した。クラカタウのブジャン社長によれば総投資額は50億~60億ドル。ポスコとクラカタウが共同出資で新会社を設立。1期工事は2013年末に完工する。クラカタウが持つ港湾や電力などの既存インフラを活用し投資を抑える。まず年産250万~300万トンでスラブ(半製品)の生産を開始する。
ポスコの08年の粗鋼生産量は3300万トン。2期工事まで終えると生産能力は2割近い増強になるとみられる。
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